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[公開練習]2024.2.12

田中恒成! 闘牛士になる!

 WBO(世界ボクシング機構)スーパーフライ級1位の田中恒成(28=畑中)が12日、名古屋市内のジムで報道陣に練習を公開した。

 日本人3人目の世界4階級制覇を目指す田中は、2月24日(土)、両国国技館で開催される「Prime Video Presents Live Boxing 第7弾」で、同級2位のクリスチャン・エドゥアルド・バカセグア(26=メキシコ)と対戦する。

 井岡一翔(34=志成)戦以来、約3年2ヶ月ぶりとなる世界戦のリングに上がる田中は、卓越したスピードを披露し、絶好調をアピール。畑中清詞会長は「闘牛士になるんじゃないですか」と、前に出てくることが予想されるバカセグアをさばいて、最後は仕留める闘牛士のような試合をイメージした。
3年2ヶ月ぶりの世界戦
 田中は、この試合に向けてフィリピン・セブ島で、3週間のスパーリング合宿を敢行。100ラウンドの実戦練習で仕上げた。バカセグアの印象を聞かれると、「どんどん前に出てくるタイプで、打ち出すと止まらない」と話すと、「いかに打たせないようにするか。いかに勢いづかせないようにするかが鍵」と試合のキーポイントを挙げた。これまで課題として取り組んできたディフェンスで相手のリズムを崩し、主導権を握るつもりだ。
「どんなことが起こってもブレない」
 デビュー5戦目で世界チャンピオンになってから、ほとんどの試合が世界戦だった田中にとって、井岡戦以降の3年間は貴重な時間だったようだ。「ボクシングにとっても人生においても、忘れられない特別な時間になった。辛いことやいろいろなことがあってもブレない自分を作り上げることができた。試合前や試合中のどんな状況にも対応でき、持てる力を発揮できるようになった。ムラがなくなった」と、メンタル面の成長に手応えを感じていた。
「ここは通過点」
 世界4階級制覇に期待が高まる。田中は「3年前に3階級制覇を達成して、その先、その先と、どんどん先を夢見ていたが。一度負けてから、ここ(4階級制覇)がゴールかのように思う人がいるかもしれないが、そうではなくて、あの時に(4階級制覇は)通過点だと思っていた思いは今でも変わらない。圧倒して次に進む。中途半端な勝ち方をするつもりはない。理想は後半KO勝ち」とキッパリと言った。

Sフライ級での王座統一戦を目指す

 スーパーフライ級でベルトを獲得した先は、王座統一戦を見据えている。「3年ぶりに世界戦の舞台に戻ってきたが、今でも井岡選手は世界チャンピオン。統一戦というチャンスがあるなら戦いたい。ただ、ベルトを一つ獲って対等だとは思わない」と井岡との再戦も目指していく。さらに「まだ考えていないが」と前置きした上で、バンタム級転向も視野に入れていくとした。
絶好調!
 会見後にはシャドーボクシングとミット打ち、サンドバッグ打ち、スティックミット打ちを見せた。3年前からコンビを組む村田大輔トレーナーとのミット打ちでは、一瞬の飛び込みとバックステップ、緩急をつけた動きからハンドスピードを活かした息の合ったコンビネーションを披露。早送りのような素早い動きから強烈なパンチを叩き込み、ジム内に快音を響かせた。
世界4階級制覇に死角なし!
 囲み取材に応じた村田トレーナーは「フィリピンでは(バカセグアと)似たタイプとの相手とスパーリングをしたが、非常に調子が良く、手応えを感じている。以前より攻守の選択肢が増えた。相手が早く下がる展開に持っていきたい」と勝利に太鼓判を押した。

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