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[海外前日計量]2024.1.6

新年米国開幕戦はオルティスvsローソン

 2024年の米国ボクシング打ち初めは、6日(日本時間7日)のネバダ州ラスベガスのバージン・ホテルにあるザ・シアター。全勝全KOのパーフェクトレコードを保持する、WBA(世界ボクシング協会)スーパーウェルター級3位のバージル・オルティスJr.(25=米)と、フレデリック・ローソン(34=ガーナ)が、ゴールデンボーイ・プロモーションズ興行のメインイベントにて対戦する。現地時間の5日、前日計量が行われた。

 アンダーカードには、WBA世界スーパーライト級暫定王座決定がセットされた。同級1位オハラ・デイビス(31=英)と、同級3位のイスマエル・バローズ(40=ベネズエラ)が拳を交える。

オルティスvsローソン

 スーパーウェルター級戦として予定されていたオルティスの再起戦は、急きょ70.7kg契約戦に変更された。前日計量をオルティスは、リミットでクリア。一方のローソンは、69.1kgと1.6kgアンダーで終えた。

 昨年3月にWBA世界ウェルター級王者のエイマンタス・スタニオシス(29=リトアニア)への世界初挑戦が決まっていたオルティスだが、1月にスタニオニスが急性虫垂炎で緊急手術を受け延期。4月に再戦が決まったが、今度はオルティスが横紋筋融解症を再発。7月には3度目の世界戦が組まれたが、試合の2日前にオルティスが失神し、病院に搬送されたため、結局、試合はキャンセルとなった。

 再起戦となるオルティスの相手を務めるローソンは、ガーナでキャリアを積んだ後、2014年から米国に進出。今回が米国では11戦目のリングとなる。

デイビスvsバロス

 セミセミファイナルのスーパーライト級WBA暫定王者決定戦。デイビスは、リミット63.5kgでクリア。バロスも、200gアンダーの63.3kgで秤を降りた。

  2018年10月にジャック・カテラル(30=英)に判定で敗れたデイビスだが、その後は破竹の7連勝で、初の世界戦に結びつけた。対するバロスは、2016年10月にアンソニー・コローラ(37=英)、昨年5月にはローランド・ロメロ(28=米)を相手に戦ったが世界戦に連敗。今回、3度目の正直で世界初戴冠を狙う。


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