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[試合後会見]2023.10.31

まさに死闘! 下町俊貴vs石井渡士也!

 日本スーパーバンタム級タイトルマッチが31日、後楽園ホールで開催された「NTTドコモ Presents Lemino BOXING フェニックスバトル105」のメインイベントで行われ、王者の下町俊貴(26=グリーンツダ)と同級1位の石井渡士也(22=RE:BOOT)がハイレベルな攻防を繰り広げた。

 長身サウスポーの下町が初防衛を果たしたのか? それとも、タイトル初挑戦の石井が攻略したのかーー。渾身の打ち合いに会場が揺れた!
下町俊貴(グリーンツダ)がベルトを死守
 最後まで目が離せない日本タイトルマッチにふさわしい名勝負だった。初回、サウスポー下町の左ストレートを浴びた石井だが、2回に距離を詰めて左ボディを突き刺し反撃。その後は、下町が左ストレート、接近戦での左ショートアッパーを決めれば、石井もフィジカルの強さを活かし、ワンツー左ボディをねじ込み譲らず。前半終了時の公開採点は、48-47×2(下町)、48-47×1(石井)と割れた。6回、ギアを上げた石井はグイグイと攻め立てたが、7回は下町が盛り返す。会場は割れんばかりの大歓声だ。8回、下町はワンツー右フックを好打すると、9回に左ストレートから連打で攻勢。ダメージが溜まってきた石井だが、最終10回に手数を増やしてポイントを奪った。ジャッジ1者は下町を支持したが、残り2者は引き分けとした。
「良い経験になった」
 引き分けで王座を死守した下町は「欲を言えばKOしたかったが、持っている力は出した。9ラウンドにレフェリーストップできるかと思ったが止まらなくて…、最後はバテてしまった。ボディが効いたが、気持ちというより自分がやれることをやった」と死闘を振り返った。続けて「負けずに反省できた。良い経験になった」と安堵の表情を浮かべた。

 本石昌也会長は「思い通りの展開を作れず、慌てて力んでしまった。これが初防衛戦の大変さ」と話すと、「下町とジムにとって良い経験になった」と前向きに捉えた。

次戦は来春のチャンピオンカーニバル

 次戦は、来年のチャンピオンカーニバルで、同級2位のデカナルド闘凜生(27=六島)を迎え撃つ。
「左ストレートが予想以上に伸びてきた」
 一方、わずかにベルトに手が届かなかった石井は「相手のジャブは想定内だったが、思っていた以上に左ストレートが伸びてきた。打ち終わりのボディブローも上手かった」と気丈に答えた。

 8ラウンドに下町のパンチを浴びて顎を骨折。口から血を流しながら、最後まで気持ちの強さを見せた。「顎が折れてしまい、打つ時に食いしばることができなかった。しかし、インターバルで気持ちを立て直して打ちに行った」と最終10ラウンドの猛攻につなげた。

 射場哲也会長は「2ラウンドでペースを掴めたが、3ラウンドに気を緩めたところで打ち終わりをもらってしまった。ボディを打ったが(下町選手は)予想以上にタフだった」と語った。続けて「渡士也はまだ9戦しかしていなく、練習してきたことが試合で出せていない」とこれからの奮起に期待した。
デカナルド闘凜生(六島)
 試合を観戦したデカナルドは、「これぞタイトルマッチ、めちゃくちゃ胸が熱くなりました! 下町選手も石井選手もレベルの高いボクシングで、日本の1番を決めるに相応しい試合でした。自分がこのリングに上がると思うとワクワクします。下馬評ではデカナルドじゃ相手にならないっていう人ばかりでしょうが、予想なんか関係ないんで、絶対ひっくり返します! 下町選手、防衛おめでとうございます。来春、大阪を盛り上げましょう!」と感想を語り、タイトル奪取を誓った。
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