11月27日! ダブルタイトル戦が決定!

　大橋ジムは29日、「Lemino BOXING フェニックスバトル」の全カードを発表した。

　メインイベントは、日本ミニマム級タイトルマッチ、王者の高田勇仁(25=ライオンズ)対同級2位の森且貴(23=大橋)、さらに日本ユース・スーパーフェザー級王座決定戦、日本同級11位の渡邊海(20=ライオンズ)対2022年度全日本スーパーフェザー級新人王の大谷新星(22=真正)がセットされた。

　試合は、11月27日(月)に後楽園ホールで開催され、Leminoでライブ配信される。

　高田は、今年7月に仲島辰郎(29=平仲)に判定勝ちし、初防衛に成功。6回にダウンを喫したが、その後はスピードを活かした攻撃で振り切った。

　森とは昨年11月に対戦し、5回TKO勝ち。当時はノーランカーだった高田の出世試合となった。返り討ちを果たし、2023年を締めたいところだ。

　2度目の日本タイトル挑戦の森は、今年7月に再起に成功。3回にダウンしたが、豊富な手数で盛り返し逆転勝ちした。

　出入りを活かしたボクシングに加えて、フィジカルの強さを盛り合わせている。リベンジとベルト奪取を誓う。

　渡邊は、今年3月に石川県で当時の日本ユース・フェザー級王者の英洸貴(24=カシミ)に挑戦。ダウンを奪うなど、ハイレベルな攻防を繰り広げたが惜敗。その後、今年7月にジョンジョン・エストラーダ(34=比)に初回KO勝ちし、再起に成功した。

　スピードとカウンターが光るテクニシャンだ。スーパーフェザー級に上げてのユース王座挑戦となる。

　大谷は、今年9月に小西帝土(26=井岡弘樹)に判定勝ち。小西のフィジカルの強さに苦戦したが、ジャブを軸に組み立てて勝利を手にした。

　当て勘に優れた好戦的なタイプで、勝負強さを兼ね備えている。後楽園ホールに乗り込みベルトを狙う。