中川麦茶vs亀田京之介! 因縁の対決!

　日本スーパーバンタム級4位の中川麦茶(34=一力)と日本フェザー級8位の亀田京之介(24=ハラダ)が10日、大阪市内のホテルで前日計量と記者会見に臨んだ。

　両者は、明日(11日)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第1競技場)で開催される「3150FIGHTvol.6」のメインイベント、56.0kg契約8回戦で対戦する。試合の模様は、ABEMAで全試合ライブ配信される。

　試合決定からここまで激しく罵り合い、感情をぶつけてきた2人。乱闘を避けるため黒人のボディガードがぴったり寄り添い、緊迫した雰囲気の中、計量が行われた。

　中川は、契約体重ちょうどの56.0kg、亀田は、100gアンダーの55.9kgでクリアした。フェイスオフで一触即発となったが、ボディガードにすぐに止められた。

　計量後に行われた記者会見で、先にマイクを握ったのは亀田だ。「おい、麦茶! 明日はちゃんと打ち合えよ! 逃げるなよ!」と口撃を仕掛けると、中川は「明日は敵地での試合。あいつは俺のことが嫌いだと思うし、俺も大嫌いなので、バチバチのど付き合いになる」とやり返した。

　ノンタイトル戦だが、注目度が高く3150FIGHTのメインイベントで行われる。亀田が「試合順がどうだろうが、どこでやろうが関係ない。組まれた試合を勝っていくだけの話。盛り上がる試合になる」と言ったのに対し、中川は「テンションが上がった。俺が盛り上げて、俺がきっちり締める」とコメント。両者とも激戦を約束した。

　質疑応答が終了し、写真撮影に入ろうとした時に中川が司会者の進行を制すると、「明日の試合は正々堂々とやりたい」と、試合前のバンデージチェックの立ち合いと試合後の回収を要求した。

　それを聞いた亀田は「お前が好きなものを持ってこい! それでやってやるから。そんなことしなくても勝てるから!」とヒートアップ。中川は「俺は反則しませんよ。正々堂々とやろうなってこと」と、あしらうように言った。