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[ショートインタビュー]2023.5.29

坂井祥紀がタイトル戦を振り返る

 日本ウェルター級新チャンピオンの坂井祥紀(32=横浜光)を直撃! 坂井は、4月26日(水)に後楽園ホールで同級1位の重田裕紀(32=ワタナベ)との王座決定戦に臨み、2回TKO勝ちし戴冠した。

 19歳で単身メキシコに渡った坂井は、10年間で36戦の戦績を手土産に2020年に帰国し、横浜光ジムと契約。同年8月から日本のリングに上がった。3度目の挑戦でついにベルトを巻いた苦労人に、電話取材で話を聞いた。
日本のリングで初のKO勝ち
 坂井は「チャンピオンになったことで、もっと強くならないといけないな、とさらに意識が高まった」と王者としての自覚を示した。

 王座決定戦は、活動拠点を日本に移して6戦目で、初のKO勝利となった。「当日、会場入りした時に『大激戦になってもいいので、10R戦い抜く』と腹を決めた。しかし、まさか2Rで終わるとは思わなかった」と自身も驚いたという。
「フィニッシュを狙ったわけではなかった」
 2R、右オーバーハンドから連打で、レフェリーストップに持ち込んだ。「効かせた後に攻めたが、あれを最後のラウンドまで続けるつもりだった。チャンスだったので、後半に向けて少しでもダメージを与えておきたかった」と、フィニッシュを狙ったわけではなかったという。

スタミナが切れても回復する自信があった

 それでも、「視界にレフェリーが入ってきて『あれっ? もしかするとレフェリーストップにできるかも』と。(相手が)ロープを背負ってくれたので思い切り攻めた。たとえ、このラウンドでスタミナを使い切っても、インターバルで回復できる自信はあった」と連打しながら思考を巡らせていた。
「初回は特に警戒した」
 初回は、重田の先制攻撃を受けて後手に回ったように見えたが、「(重田選手は)初回が強いのを知っていたので、変にエンジンをかけて攻めてカウンターをもらわないことを意識した。試合前にセコンドにも伝えたが、初回は無事にコーナーに帰ること。スイッチを切り替えて2Rからいこうと決めていた。ダメージは無かったわけではないが、許容範囲だった。フルパワーのパンチをもらったが、これならイけるなと思った」と相手の攻撃は想定内だったことを明かした。

 過去2度戦って手の内を知り尽くしたからこそ、できた作戦だった。
「ウェルター級には俺もいる!」
 同じ階級には、WBOアジアパシフィック王者に佐々木尽(21=八王子中屋)が君臨している。「自分が勝っていけば、当たるのかなと思います。とにかく、会長に組まれた試合をクリアしていく」と、ライバルとの対決も視野に入れている。
坂井祥紀に注目!
 坂井の戦績は、43戦27勝(15KO)13敗3分。ここまで決して順風満帆に来たわけではない。「日本は負け数が少ない選手が多い中で、自分一人だけ多いなと思っていたが、挑戦した証だと思って気にならなくなった。これからもっと強くなれば良い」と語った。メキシコ逆輸入ボクサーの今後に注目だ!

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