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[イベント]2023.3.12

赤坂でマスボクシング交流戦を開催!

 マスボクシング交流戦が12日、ボクシングクラブ赤坂で開催された。オープン戦やミット打ちでの1分間のパフォーマンスで競う「演舞」、各ジムの代表選手が出場した最強トーナメントの3部で行われ、練習生たちは、日頃の練習の成果を披露した。
熱戦が繰り広げられた
 午前から行われたイベントは、試合さながらの熱気に包まれた。参加したジムは、ボクシングクラブ、コサカジム、矢代ボクシングフィットネスクラブ、中野サイトウジムで、出場選手や応援団が声援を送っていた。

 オープン戦は1分30秒×2ラウンド、最強トーナメントは2分×2ラウンドで実施された。「安全」を第一に、お互いに一定の距離で寸止めでパンチ打ち、バックステップで距離を保つ。距離が近づくと、すぐにレフェリーがストップをかけて注意していた。パンチを当てないで、技術とスタミナを競うことが目的で、ジャッジ3者で勝敗が決められる。

技術とスタミナで競う

 試合中も、「距離を取って! スピードを意識して!」。「もっと楽しんで!」と声が飛び、試合やスパーリング大会とはまた違った雰囲気を感じさせた。
オープン戦MVPの藤原智美さん
 JBC(日本ボクシングコミッション)冨樫光明リングアナに紹介された選手たちは、持てる力を出し切っていた。オープン戦が終わると、各賞を発表。藤原智美さん(中野サイトウ)がMVPを受賞した。

 藤原さんは「ダイエット目的で」3年前にジムに入門。「初めてのマスボクシング大会で緊張するかと思ったが、良いコンディションで臨むことができた。こういう大会があると、目的を持って練習することができる。出場して良かった」と笑顔を見せた。
星野心杏さんと矢代義光代表
 最強トーナメント女子の部で優勝したのは、大学2年生の星野心杏さん(矢代ジム)。演舞部門にも出場し、特別賞を受賞した。

 取材に応じた星野さんは「演舞では、落語家でトレーナーの三遊亭金の助さんがミットを持ってくれて楽しくできた。優勝できたのは、皆さんの協力のおかげ。優勝賞品(商品券)は、皆のために使いたい」とダブル受賞を喜んだ。

マスボクシングは怖がらずにできる

 「受験のストレス発散のため」と高校卒業前に、第42代日本スーパーフェザー級王者の矢代義光氏が代表を務める矢代ボクシングフィットネスクラブに入門。「マスボクシングは、パンチももらわないので、怖がらずに思い切りできる」と競技の魅力を伝えた。大学卒業後は、警察官を目指すようで「心も体も強くしていく」と目を輝かせた。
高柳謙一アナと今岡武雄代表
 マスボクシング大会の模様は、ボクシングクラブYouTubeライブ配信され、WOWOWエキサイトマッチでお馴染みの高柳謙一アナウンサーが実況を務めた。高柳氏は、「パンチの見極めや、ステップバックして距離を取ったことがわからないといけない。プロボクシングの実況を30年させていただき、最近は、マスボクシングやアマチュアボクシングもさせていただいているが、(同じボクシングだが)あらためて競技として違うものだと感じる」。

あうんの呼吸が必要

 「このマスボクシングは、相手をリスペクトしながら、打ったら下がる。下がったら前に出るという"あ・うん"の呼吸が必要。技術とともにフェアプレーもないと成り立たない。今回で2回目の実況だが、すごく面白かった」と振り返った。
盛り上がりを見せた
 ボクシングクラブ今岡武雄代表は、「各ジムでマスボクシング大会はしているが、今回の交流戦はチーム対抗だったので『ジムを背負う』という良いプレッシャーの中で緊張感があった。ボクシングの試合とは違って、お互いに譲らないといけない部分があるのがこのマスボクシングの特長。前に出ているより、下がって譲った方がポイントに結びつきやすいのかなと思う。その趣旨を理解した上で参加していただけたら、競技としてますます面白くなっていく」と今後に期待を寄せた。

 「安全が第一。しかし、これだけ盛り上がるので、一ジャンルとして確立していきたい。マスボクシング大会が盛り上がり、他のジムでもやりたいという会員さんが増えていけば幸いです」と、これからもボクシングの裾野を広げていく。

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