チーム井上が静岡合宿で走り込んだ!

　チーム井上が所属する大橋ジムが1日、井上尚弥(29)、拓真(27)、浩樹(30)の3選手が、2月27日から3月1日までの静岡合宿を無事終えたことを伝えた。1日午後に打ち上げた今回の合宿の最後のトレーニングは、1分間のインターバルを入れた800メートル走×6本、そして八重樫東トレーナー、井上真吾トレーナーらスタッフ陣とのリレー対決だった。

■井上尚弥のコメント
「今合宿は、拓真がメインです。自分は、次戦が予定される5月まで約2カ月ぐらい時間があり、自分の試合に向けたものとしては、少し早めですけど、これで合宿は終わりです。フィジカルの基礎を作りあげたので、あとはスパーリングをメインに調整します。今回の走り込みは、メンタル強化も要素ですね。あとはスパーリング、横浜に戻ってからフィジカル面については継続します。今回はいつも以上にスパーリングの期間が増えますね。スーパーバンタム級初戦なので、通常よりも実戦練習を多めにやっていきます」

■井上拓真のコメント
「手応えは、ちゃんとやりきれたし、合宿の点数は100点でいいと思う。今合宿でも走るフォームを意識して、体の連動を考えました。いつもよりは意識してできたし、これをボクシングにつなげていきたい。多少なりとも、バランスも良くなってくると思う。約2年ぶりのバンタム級ですが、もともとスーパーバンタムの体を作ったつもりはなく、いつも通りの練習で、バンタムまで落とせると思う」

■井上浩樹のコメント
「この合宿に来たことで、自己採点は満点をあげられると思う(笑)。いつも合宿中にケガするのですが、ケアしてやり遂げることができました。今回の合宿のテーマは『休んでいられない』です。テーマは、特急です。自分には時間がないので、崖っぷちみたいなものですから」