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[試合後会見]2022.9.10

矢吹正道の再起戦! 三重が燃えた!

 前WBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級王者の矢吹正道(30=緑)が10日、三重・四日市市総合体育館で開催された「GREEN Dream.17」のメインイベントに出場。50.0kg契約10回戦で、WBO(世界ボクシング機構)同級4位のタノンサック・シムシー(22=グリーンツダ/タイ)を相手に、再起戦に臨んだ。

 今年3月に寺地拳四朗(BMB)に敗れ、王座を陥落した矢吹は、地元で復活のリングに上がった。矢吹が世界に向けて突き進んだのか? それとも24戦全勝(22KO)のタノンサックが前王者を撃破したのか――。
矢吹正道(緑)が倒した!
 試合が動いたのは、2回。矢吹の右カウンターが炸裂し、ダウンを先取。その後は、グイグイと前に出るタノンサックに対し、矢吹はジャブで迎え撃った。6回、タノンサックは左ボディで猛反撃に出るが、矢吹は右ショートから連打で、2度目のダウンを演出。7回、矢吹は右ストレートからパンチをまとめて、タノンサックをキャンバスに沈めた。
「10ラウンド戦うつもりだった」
 地元で見事な復活劇を遂げた矢吹は「結果的には良かった。3ラウンドに骨盤を痛めて、苦しい展開だったが、10ラウンド戦うつもりで、休みながら戦った。6ラウンドにダウンを奪ってから、(相手の)動きが落ちたのがわかったので、ここはチャンスだと思った」。「(タノンサック選手は)強いジャブを当てても、表情を変えなかったし、カウンターを合わせてきたりと、想定していたより強かった」と冷静に試合を振り返った。
「勝ったのでまたボクシングができる」
 地元での再起戦で、負ければあとがない背水の陣で臨んだ。「負けたら、この先はどうしようかと思っていた。勝ったことで、もう一度ボクシングができる」と安堵の表情を浮かべた。

 「チャンスがあれば、どの階級でも」と、ライトフライ級での王座返り咲き、さらにはフライ級に上げての2階級制覇にも意欲を示した。WBC王者の寺地拳四朗(BMB)との3戦目について聞かれると「拳四朗選手と戦うには、自分がもう一度チャンピオンにならないといけない。王座統一戦でできれば」と語った。

また、三重で試合ができれば

 さらに「前戦、負けたにもかかわらず、三重テレビがこのようなステージを用意してくれた。また。ここで試合ができればと思う」と、三重での世界タイトルマッチにも意欲を示した。
松尾敏郎会長
 囲み取材に応じた松尾敏郎会長は「3ラウンドに骨盤を痛めて、インターバル中に椅子に座るのも躊躇した。弱気な発言をしたのも初めて。ただ、普通ならあそこでへこたれるが、タフな相手によくやってくれた」と褒め称えた。初の三重での開催に手応えを感じたようで、「三重で、世界戦ができればと思う。早くチャンスを作ってあげたい」と王座奪還を全力でサポートする。
「ダウンしてプランが変わった」
 一方、最後まで食い下がるも敗れたタノンサックは「2ラウンドのダウンで、プランが変わった。矢吹選手は、カウンターが上手くて左が強かった。敗れてしまい、残念だ」と肩を落とした。

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