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[前日計量]2022.8.6

大阪で熱戦の予感!

 日本スーパーバンタム級9位の下町俊貴(25=グリーンツダ)と、元日本ランカーの水野拓哉(27=松田)が6日、大阪市内の関西JBC事務局で、前日計量に臨んだ。

 両者は、明日(7日)に大阪枚方市総合体育館で開催される「CRASH BOXINGvol.26in矢田良太引退記念興行」のメインイベント、フェザー級8回戦で対戦する。
「パンチをもらわずに勝つ」
下町俊貴
 両者とも、フェザー級リミットちょうどの57.1sでクリアした。電話取材に応じた下町は「パンチがコンパクトでスピードがある。映像を見たが腕力ではなく、しっかりとテクニックで倒している」と、拳を交える水野を警戒した。

 3試合連続でメインイベンターを務め、ジムの期待を背負いリングに上がる下町は、「相手が強いので、自分の思い通りの展開になるかどうかはわからないが、パンチをもらわずに、とにかく勝つこと」と意気込んだ。
左:前田稔輝(Gツダ)の10戦目
 セミファイナルでは、日本フェザー級5位の前田稔輝(25=グリーンツダ)が58.0kg契約8回戦で、元WBOアジアパシフィック・スーパーバンタム級王者のジュンリエル・ラモナル(33=比)と拳を交える。前田は、200gアンダーの57.8s、ラモナルは、500gアンダーの57.5kgでパスした。
「緊張感のある試合を見せる」
 前田は、今年2月に木村蓮太朗(駿河男児)とのホープ対決を制し、日本ランキングも5位まで上がった。「一戦ごとに相手が強くなっていくが、それは誰もが通る道。自信を持って戦いたい」。

 ラモナルは、かつて和氣慎吾(FLARE山上)や久我勇作(ワタナベ)にKO勝ちしたこともあるハードパンチャーだ。「独特のリズムからのオーバーハンドに気をつけたい。最後まで気が抜けない相手」と話すと、「自分の持ち味であるスピードと当て勘を見せて、スリルのある試合を見せたい。その上でチャンスがあれば、倒しにいく」とKO宣言した。
大阪枚方市総合体育館でゴング!
 ノンタイトル戦ながら、難敵を迎えた下町と前田。好ファイト間違いなしの一戦だ。明日は、元日本ウェルター級王者の矢田良太氏の引退セレモニーも行われる。

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