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[引退]2022.6.24

元王者の別府優樹が引退

 日本ボクシングコミッション(JBC)は23日、前WBOアジアパシフィック・ウェルター級王者の別府優樹(31=久留米櫛間)が、5月31日付で引退届を出したことを発表した。

 "九州のタイソン"と呼ばれた別府は、左右ともに抜群の破壊力を持つハードパンチャーで、日本歴代2位となるデビューから14試合連続KO勝利を飾った。

 2019年12月に大阪で矢田良太(グリーンツダ→引退)に10回TKO勝ちし、WBO-AP王座を獲得した。昨年9月の日本ウェルター級挑戦者決定戦が、最後の試合となった。
ラストファイトとなった永野祐樹戦
 別府は、前戦を終えてから、現役続行を悩む日々が続き、ジムから足が遠ざかった。「大事な試合で結果を出せなかったこと。試合中に打たれる恐怖心を感じて、練習でやってきたことが出せなくなったこと。家族との時間を犠牲にしてきたので、これからは家族との時間を大事にしようと思ったこと。そして、練習をすることで強くなった自分が、練習に行かなくなったこと」と、様々な理由が重なったことでグローブを吊るす決断を下した。
2019年度間最高試合(世界戦以外)を受賞
 「やっぱり大阪での一戦ですね。一番気持ちが入っていて、すべてを出し切った試合でした」と矢田戦をベストバウトに挙げた。2回にダウンを奪った別府だが、その後は合計5度のダウンを奪われた。しかし、驚異の粘りを見せて10回にレフェリーストップ勝ち。ジム初のチャンピオンとなった。

 この試合が評価されて、2019年度年間最高試合(世界戦以外)を受賞した。
生涯戦績:25戦21勝(20KO)3敗1分
 「置かれている環境でやれることはやった。地方でボクシングをしていることで、光を浴びることもできた。この先の長い人生においてのエネルギーになる。ボクシングで得たことは自分にとって財産」。今後についてはゆっくりと考えるそうだ。
櫛間昭会長と二人三脚でベルトを掴んだ
 「久留米櫛間ジムに入門して以来、会長と二人三脚で積み上げてきた。自分一人ではここまで来れなかった。多くの人の協力があり、練習の質を上げることができた。その機会を作ってくださった会長には、本当に感謝している」と、改めて櫛間昭会長に感謝の気持ちを言葉にした。

 「ボクシングを通じて、いろいろな人と出会ってさまざまな経験を積むことができた。ボクシングをしてきて良かった」と語った。
別府選手、お疲れさまでした。
 一度だけ、福岡県久留米市のジムで別府を取材をしたが、ハードメニューを黙々とこなしていて、この毎日の積み重ねが強打を生んでいるんだと感心したのを覚えている。いつも礼儀正しく、親しみのあるボクサーだった。

 これからは、愛する家族との時間を過ごしてほしい。次のステージに向かう別府に幸あれ!

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