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[試合後会見]2022.5.15

丸田陽七太vs阿部麗也! 2冠王者誕生!

 WBOアジアパシフィック・フェザー級王座決定&日本同級タイトルマッチ、王者の丸田陽七太(25=森岡)対日本同級1位の阿部麗也(29=KG大和)の一戦が15日、墨田区総合体育館で開催された「DANGAN250」のメインイベントで行われた。

 昨年のチャンピオンカーニバルMVPの丸田が王者の力を示したのか? それとも3度目のタイトル挑戦の阿部がベルトを巻いたのか? 注目のゴングが鳴り響いた!

 試合後の両者のコメントと会場に来ていたフェザー級のトップ選手の感想を届ける。
阿部麗也(KG大和)が新王者!
 中間距離でし烈なペース争いを繰り広げる中、サウスポー阿部の単発の左ストレートがヒット。決定打は避けた丸田だが、手数が少なくペースを握れず。流れが変わったのは4回、丸田は右ストレートで右目上を切り裂き反撃。5回、阿部は左ストレートを叩きつけると連打で攻勢。5ラウンド終了時の公開採点は48-47×2、49-46×1で阿部がリードした。これで気をよくした阿部は6回にワンツーを好打すると、7回に左ストレートでダウンを奪った。後半になっても阿部の左が冴えわたりポイントを加点。丸田の右に反応すると最後までペースを崩さなかった。阿部が3度目の挑戦でついにチャンピオンになった。
KG大和ジム初の王者
 2冠王者に輝いた阿部は「序盤から距離を遠く感じなかった。ポイントを取りながら様子を見ることができた。左ストレートに反応していなかったので思っていたよりやりやすかった。ただ、最後までパンチは生きていたので警戒していた。こっちのパンチが入っても気持ちは折れていなかった」と冷静に試合を振り返った。

ここからさらに上を目指す

 KG大和ジムは、創設15年目で初のチャンピオン誕生となった。デビューからコンビを組んでいる片渕会長は「周りからチヤホヤされていた2年前より、今の方が断然強いのはわかっていた。練習してきたことは出せたと思う」と、愛弟子の戴冠に納得の表情を浮かべた。それでも「この階級にはまだ強い選手がたくさんいる。これからもっと強くなったところを見せてほしい」と2人でさらなる高みを目指していくとした。

 横で聞いていた阿部も「ベルトを獲れてうれしいが、また違うベルトを狙っていきたい」と飛躍を誓った。
「天才」が世界を目指す!
 会見後、4ラウンド終了後のインターバルに関して、片渕剛太会長は、「阿部は4ラウンドが終わった時に、『血は止めてやる』と言ってもらったって、言ってるけど、本当は5ラウンドが終わった時に言ったんです。4ラウンドが終わって戻った時には、目がふたつあるみたいにパックリ切れてて、傷口も深かったので、半分しか血を止められなかったんだけど、右をカットしてたので不幸中の幸いでした。右ストレートを左にもらってると、ガードもしないといけないし、見えないしで大変だったと思う」と振り返った。でも、5ラウンドが終わったときには、大きな綿を用意して血を止めた。「今回はセコンドが4人だったから、対応できたのも幸いしましたね。でも、6ラウンドからは血が止まったので良かった」と三度目の正直で、勝利の女神が微笑んだことを喜んだ。

 前戦までトランクスのベルトラインに「凡才?」の文字を入れていた阿部だが、試合前のボクモバインタビューで公言していた通り、この日は「天才」の刺繍を入れてリングに上がった。「試合前の不利予想を覆して勝つことができた。もう天才でいいですよね?」と話し報道陣の笑いを誘った。
「左目が見えなくなった」
 一方、王座を陥落した丸田は「ロングレンジより近距離での攻防がやりづらかった。探っていく中でダウンをしてしまい、左目が見えづらくなってしまった。倒れた時の左ストレートは見えなかった」と7ラウンドのダウンを悔やんだ。

 試合後はチームメートに「(結果を出せずに)すみません」と頭を下げた丸田だが、「もっと強くなって帰ってきます」と決して心は折れていなかった。
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