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[電話取材]2021.11.6

ド迫力ヘビー級戦! 54秒KO決着!

 高山秀峰(29=スパイダー根本)と中野健太郎(24=ワールド日立)が6日、後楽園ホールで開催された「ダイナミックグローブ」ヘビー級4回戦でデビュー戦に臨んだ。

 重量級の迫力のパンチ音に盛り上がりを見せる中、勝負は初回で決まった! 
高山秀峰(スパイダー根本)がKO勝ち
 開始から力強いパンチを繰り出す中、高山が右フックでグラつかせるとロープに詰めて左右フックで痛烈なダウンを奪い勝利した。
「最初から全力で攻めた」
 試合後に電話取材に応じた高山は「10オンスのグローブでヘッドギアなしで人生で初めて思い切り殴った。最初から全力で攻めていこうと思ったので練習通りに戦えた。パンチはかなり手応えがあった」と声を弾ませた。スパーリングでは16オンスのグローブをつけていて「練習とはまったく感触が違う」。
ボクシングとゴルフの二刀流
 趣味でゴールドジムで筋力トレーニングをしていた高山だが「ジムにサンドバッグが置いてあり、がむしゃらにパンチを打ったら戦いたいなと思い、興味本位で」と3年前にスパイダー根本ジムに入門。2020年1月にプロテストに合格した。同年4月にデビュー戦が決まっていたが緊急事態宣言が出たため試合が中止。「いつ試合が決まるかわからなくて練習をしていた」という。

ゴルフで400ヤード(約365.7m)飛ばす!

 学生時代からゴルフをしている高山は、ボクシングと並行してドライビングコンテスト(ゴルフにおけるティーショットの飛距離を争う競技)としていて今年10月に日本代表として米国で世界大会に出場する予定だったという。しかし、ボクシングのデビュー戦が決まったために辞退した。
「和製マイク・タイソンを目指す」
 今後の目標を聞かれた高山は「ボクシングをしていてベルトが欲しくない選手はいないはず。キャリアを重ねていずれに日本タイトルマッチに出たい」と日本王者を挙げると「憧れのマイク・タイソンにはなれないので、いかにタイソンを再現できるか。"和製タイソン"を目指したい」と言葉に力を込めた。

 ボクシングとゴルフの二刀流異色ボクサーが国内ヘビー級を盛り上げるつもりだ!

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