阿部麗也と竹嶋宏心が火花を散らす!

　IBF(国際ボクシング連盟)フェザー級11位の阿部麗也(28=KG大和)は20日、東京大田区の牧田総合病院で前日計量に臨み、拳を交えるOPBF東洋太平洋同級11位の竹嶋宏心(25=緑)と対面した。
試合は、明日の21日(水)に後楽園ホールで開催される「ダイナミックグローブ」58.0�s契約8回戦で行われる。
　計量を終えた両者に電話取材で意気込みを聞いた。

　再起2戦目のリングに上がる阿部は、100gアンダーの57.9kgで合格した。「相手は、アマチュア出身でテクニックとスピードがあるが、自分からプレスをかけて体力を削っていき中盤から後半にかけて倒せたら花丸。ただ、KOにはこだわらない。今は攻守の引き出しが増えてきたので、リング上で向き合ってみてどう戦うのが合っているか見極めていく」と意気込んだ。

　続けて「この試合を良い内容で勝ち、トップ戦線に再浮上するきっかけにしたい」と3度目のタイトル挑戦に弾みをつけると語った。

　昨年10月以来の再起戦に臨む竹嶋は、リミットちょうどの58.0�sでクリアした。「良い戦士だなと思った」と横に並んだ阿部の印象を語ると、「思い切り試合を楽しんで正々堂々と戦って勝つ」と闘志を燃やした。
　緑ジムに移籍して初戦となる竹嶋は「明日はかましますよ!見ていてください!」と世界ランカーを撃破しジムに良い流れを作る。