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[前日計量]2021.3.23

粕谷雄一郎vs内藤未来!勝つのはどっちだ!?

 角海老宝石ジム主催の「SLUGFEST.18」(後楽園ホール)の前日計量が23日、東京大田区の牧田総合病院で行われ、出場選手が会場に姿を現した。
 セミファイナルでは、ライト級8回戦で日本同級13位の粕谷雄一郎(24=角海老宝石)と内藤未来(28=E&Jカシアス)が対戦する。計量を終えた両者に電話取材で意気込みを聞いた。
 試合は、動画配信サービス「BOXING RAISE」で録画配信される。
「勝ちに徹する」
 内藤の印象を聞かれた粕谷は「上手いサウスポーだが、前回戦った力石選手(力石政法=緑)よりやりずらくはなさそう」と話すと、「サウスポー対策はバッチリで最近では得意になってきた」と自信を示した。
 約1年7ヶ月ぶりの勝利を目指す粕谷は「明日は内容にこだわらず勝ちに徹する。毎回、自主興行に使ってもらい本当に感謝している。結果を出してアピールする」と言葉に力を込めた。
 夜はホテルの部屋で、「めちゃくちゃ美味しいんですよ!」という会長特製のおじやを食べて決戦のリングに上がる。
日本ランカー初挑戦の内藤未来
 一方、日本ランカーに初挑戦する内藤は「こんなことを言える立場かわからないですが」と前置きした上で、「父(カシアス内藤会長)や兄(内藤律樹=OPBF東洋太平洋スーパーライト級王者)の弟ということで注目してもらい、いつも試合前は自分が有利かイーブンくらいの予想。ただ、今回は格上で不利予想が出ている。強い相手で挑戦者としてワクワクしている」と気持ちを高ぶらせた。

 今年1月下旬には、親交が深い元世界3階級制覇王者の八重樫東氏に頼み、大橋秀行会長の了承を得て、神奈川県山北町の丹沢湖で行われた走り込み合宿に参加した。「合宿や階段トレーニングにも参加させてもらい、苦しい場面でもやってきたことを思い出せば乗り切れる」。
 八重樫氏からは、減量方法やメンタル面などのアドバイス、兄の律樹からは技術面を中心としたアドバイスを受けている。「自分はアマチュアの経験がなく、ボクシング歴は浅い。いろいろな人の意見を聞いて良いところを吸収している」。「チャレンジャーとして自分から積極的に仕掛けていきたい」とランキング奪取に全力を注ぐ。
左:粉川拓也(角海老宝石)50.7s
右:小坂駿(SUN-RISE)50.5s
左:齊藤陽二(角海老宝石)58.8s
右:荒木貴裕58.5s(JB SPORTS)
左:伊藤大賀(角海老宝石)72.2s
右:會津タツヤ(川崎新田)72.3s

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