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[試合後会見]2021.2.21

2020年度全日本新人王が決定!

 第67回全日本新人王決定戦が21日、後楽園ホールで無観客で開催され、不戦勝となったフェザー級とスーパーライト級を除く、10階級で激戦が繰り広げられた。今年は新型コロナウィルスの影響で、例年は12月末に行われる全日本新人王決定戦を2021年2月にスライドして行われた。
 全日本新人王を獲得した選手たちと三賞を獲得した選手の喜びのコメントを拾った。
MVPは奈良井翼(RK蒲田)
 2020年度全日本新人王の三賞は以下の通り。

 MVP(最優秀選手賞)はスーパーフェザー級の奈良井翼(21=RK蒲田)が受賞した。奈良井は、前に出てくる福田星河(21=エディタウンゼント)に対し、左ボディで崩していくと左フックでダウンを先取。最後は右ストレートでキャンバスに沈めた。

 奈良井コメント「素直にめちゃくちゃ嬉しい。判定勝ちでいいと思っていたが、倒したので(MVP)はイケるかなと思った。世界チャンピオンになって親にマンションを買いたい」
技能賞を受賞した久保春平(宮田)
 技能賞はスーパーフライ級の久保春平(23=宮田)が獲得した。杉本太一(22=勝輝)と対戦した久保は初回に右フックでグラつかせてペースを握ると、4回にパンチをまとめてレフェリーストップに持ち込んだ。

 久保春平コメント「獲れるとしたら敢闘賞かなと思っていたので、まさか技能賞を獲れるとは思わなかった。言われた時は頭が真っ白になった。ただ、賞を獲ることができて嬉しい」
敢闘賞を獲得した狩俣綾汰(三迫)
 敢闘賞は、ライトフライ級の狩俣綾汰(25=三迫)が受賞した。木村彪吾(20=グリーンツダ)と拳を交えた狩俣は、左ボディを軸に攻め立てたが、木村も右カウンターで譲らず。壮絶な打撃戦は最後まで続いたが狩俣の手数が勝った。

 狩俣コメント「賞を獲れるような手応えはなかったので名前を呼ばれた時はびっくりした。素直に嬉しいです」
2020年度全日本新人王
三賞を獲得した3選手

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