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毎回どちらが勝つかわからない「ヒリヒリするカード」を提供してくれるのがグリーンツダジム主催の『CRASH BOXING』だ。この興行の特徴はタイトルマッチに限らず、ノンタイトル戦も注目を集めることが多い点だ。
自主興行の利を生かせば、我が子のごとく手塩にかけた選手を勝たせるマッチメイクも可能だが選手育成の本筋はそこにない。グリーンツダの選手の試合が「ガチンコ中のガチンコ」と言われる所以だ。選手の技術力、現在地と正面から向き合った上で、その選手と同等か少し格上選手をぶつける。リングの上で小さな成功体験を積み重ねていくことが、大きなチャレンジへの近道となることを本石昌也会長は知っている。そうやって、選手と二人三脚で歩んできた。「選手を信じるしかない」。近道で勝たなければ、進む道はもっと険しくなる。チャンスに応えるのは選手の仕事。「少数精鋭でいい。本気のやつが欲しい」は本石会長の口癖だ。
プロモーターは「この試合が観たい」という好カードを提供しなければならない。バロメーターは対戦カードを見たファンの心が躍るかどうか。歯が立たない相手と試合をしては、自分の選手が潰れてしまう。でも、チケットが売れない試合は組めない。そのバランス加減が非常に難しい。
「CRASH BOXING」ではグリーンツダの看板選手が負けることも少なくない。本石昌也会長にマッチメイクの極意を聞いた。



