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[海外前日計量]2021.1.23

PBCが2本の世界スーパーバンタム戦前日計量

 米国・コネチカット州のモヒガンサン・アリーナで23日(日本時間24日)にPBC(プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ)が、2つのスーパーバンタム級世界戦を開催する。
 その前日計量が22日に行われ、メインイベントで出場するWBO(世界ボクシング機構)スーパーバンタム級王者アンジェロ・レオ(26=米)vs同級1位ステファン・フルトン(26=米)が登場。セミ格ではWBA(世界ボクシング協会)スーパーバンタム級暫定王座決定戦、WBA2位ラエッセ・アムール(30=米)vsWBA8位ビクター・パシージャス(28=米)が行われる。
レオvsフルトン
 スーパーバンタム級リミット55.3kgを王者レオは300gアンダーの55.0kgで合格。指名挑戦者フルトンはリミットの55.3kgで秤を降りた。
 本来は昨年8月に同王座決定戦として対戦予定であったが、フルトンがコロナウイルス検査で陽性反応を示し不出場となった。しかしその後、同イベントでレオが代役の全勝サウスポー、トレイメン・ウィリアムス(28=米)を相手に判定勝利で載冠。仕切り直しの指名戦として、フルトンを迎え撃つ。
アリームvsパシージャス
 セミファイナルで行われるスーパーバンタム級王座戦は、アリームが200g少ない55.1kgで秤を降りると、パシージャスはリミットちょうどの55.3kgで合格した。
 トリプル世界戦の予定だった、WBA世界ライト級暫定王者ローランド・ロメロ(25=米)vsWBA13位ジャスティン・パウルド(26=米)の戦は、ライト級リミット61.2kgを暫定王者ロメロが400gアンダーの60.8kgでクリア。しかし、パウルドは5ポンド(約2.2kg)以上の体重超過で失格。代役のスパロウも400gオーバーの61.6kgとなり、ロメロが勝利した時のみ初防衛が成功となる変則暫定世界戦となった。

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