元王者の大森将平と3戦目の西田凌佑が激突!

　元日本バンタム級王者の大森将平(27=Woz)と西田凌佑(24=六島)が18日、大阪市内の病院で前日計量とPCR検査に臨んだ。両者は明日の19日にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で開催される「REAL SPIRITS.70」56.0�s契約8回戦で対戦する。
　大森は200gアンダーの55.8kg、西田は100gアンダーの55.9kgでクリアした。
試合は真正ジムYouTube公式チャンネル「BOXING REAL」で第1試合から全試合ライブ配信する。

　この試合は当初、11月23日に行われる予定だったが、大森が脱水症状を起こしたために試合が延期された。大森は「計量をクリアできてホッとしている。コンディションは万全です」と体調は良いようだ。
　大森は、今年1月に後楽園ホールのリングに上がり、フィリピンの新鋭に圧勝し存在感をアピールした。その後、コロナ感染が広がりジムでの練習が制限される中、フィジカルトレーニングを重点的に行った。大森は「明日はレベルアップしたところを見せたい。自分からどんどん攻めて中盤あたりに倒す」とノックアウト宣言した。

　デビューから3戦目で元チャンピオンと拳を交える西田は「試合の話を聞いて最初は少しビックリしたが、練習を重ねていくうちに勝つイメージができた」。「今回の試合に向けてスタミナを強化してきた。明日は絶対に勝利するという気持ちを出して、練習してきたことをぶつける」とビッグネーム撃破に自信を示した。