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[試合後談話]2020.9.13

トランクスが笑ってくれた

 西日本新人王準決勝が13日、大阪・グリーンツダジムで無観客で開催され、第2試合バンタム級4回戦に出場した長岡波輝(23=仲里)が5戦目で念願の初勝利を挙げた。長岡は、キレのあるジャブからショートアッパーで先制攻撃を仕掛けると、戸出健太(30=京都拳闘会)の反撃にも耐え抜き判定勝ち。長岡は、リング上でうれし涙を流した。

 試合後に電話取材に応じた長岡は、「この試合で負けたらけじめをつけないといけないと思っていた。本当にうれしいです」と声を弾ませると、兄のように慕う元プロボクサーの松村卓也さん(33)のトランクスを履いて試合に臨んだことを明かした。
 10歳上の松村さんとは同時期に入門し、切磋琢磨してともにプロボクサーになったが、松村さんは昨年、自身のデビュー戦を前に事故に遭い、下半身不随で車椅子生活を送っている。
   松村さんに勝利の報告をしたところ「トランクスが笑ってくれている。俺の無念を晴らしてくれた」と喜んでくれたという。
ここからがスタート
 長岡もプロ入り前の18歳の時に交通事故に遭い右半身が麻痺してプロボクサーの道を諦めかけたが、「みんなが毎日、お見舞いに来てくれて励ましてくれた」と1年で完治してプロボクサーになったという経緯がある。

 接戦を制した長岡は「トレーナーからは引き分けもあるかもしれないと言われて、採点が出るまでドキドキしていた。自分の手が挙がって本当にうれしい。これまでの苦労が報われた」。「相手の戸出選手もパンチが効いていたはずなのに『負けないぞ』という気迫を感じた。その選手に勝てたことは自信につながる」と勝利の味を噛み締めた。
 続けて「新人王トーナメントに出場している選手で0勝4敗の選手なんていないと思う。ただ、会長から『ここから勝ち進めばきっとみんなが応援してくれるよ』と後押ししてくれた。ここからがスタートなのでこれからも勝ち続ける」と11月1日(日)の西日本新人王決勝戦に目を向けた。悔しい思いをし続けた長岡の下克上がここから始まる!

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