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[立ち話]2020.7.18

脇田洸一「自分のボクシングを貫く」

 日本バンタム級18位の脇田洸一(30=クラトキ)は、7月25日(土)に神戸市立中央体育館で、竹嶋海刀(22=勝輝)と対戦する。4戦目で辰吉寿以輝(23=大阪帝拳)に敗れてから、引き分けを挟んで5連勝中で日本ランキングにも名を連ねている。
 和歌山のジムからチャンピオンを目指す脇田は、同門で日本フェザー級10位の竹本雄利(24)と切磋琢磨している。1日に大阪堺市のジムにスパーリングに来ていた脇田に、練習後に話を聞いた。
緊張せずに力を出せるようになった
 脇田は、「辰吉選手と戦う前はかなり強いと聞かされ『倒される』と言われたが、いざ戦ったら負けてしまったが思っていた以上にできて少し自信になった。それ以来、あの試合以上に緊張することがなくなった」と好調の理由を説明した。
ランキング12位以内を狙う
 当面の目標を聞かれた脇田は、「ここからランキングを上げてタイトル挑戦権のある12位以内を目指す」と飛躍を誓うと、「3月に決まっていた試合は新型コロナウィルスの影響で、計量の3日前に中止が決まりかなり落ち込んだが、再開して早く試合が決まって良かった。しっかりと仕上げて勝ち切りたい」 と、必勝を誓った。
自分のボクシングを貫く
 拳を交える竹嶋を「プレスが強くて手数が多くてフィジカルが強い」と8歳下のノーランカーを警戒。その上で「相手のペースに付き合わずリーチを活かして自分のボクシングを貫きたい」と言葉に力を込めた。
左:竹本雄利(24)とジムを盛り上げていく
 同門の竹本とはよく実戦練習をしているそうで「(竹本が)新人王戦に出ている頃はなんとかなったが、ここ最近はスピードが上がって少しでもこっちの調子が悪いと打ち込まれてしまう。急激に強くなっている」と後輩の強さに太鼓判を押した。

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