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[電話取材]2020.6.10

中村勝彦氏「パフォーマンスを落とさない準備をしている」

 新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、ボクシング興行はストップしていたが5月25日に緊急事態宣言が全面解除され、7月からボクシングイベントが開催可能となる。ジムも再開し選手は試合に向けて練習を始めている。
 しかし、試合を捌くレフェリーは、試合までぶっつけ本番で臨むことになる。ブランクの影響はないのか、初めての無観客試合でのレフェリングはどのような気構えで行うのか?
 日本ボクシングコミッション公認の国際A級審判員として活躍する中村勝彦レフェリー(55)に7日、電話取材した。
自粛中も体を鍛えている
 自粛中は家にいる時間を利用して筋力トレーニングや世界3階級制覇王者のワシル・ロマチェンコ(32=ウクライナ)のトレーニング動画で話題となった「テニスボール式トレーニング」を1日4〜5ラウンド行い、動体視力を養っている。中村氏は「ボクサーではないけど、リングに立つので体が資本の仕事。普段はヨガ教室に行っているが、休業していたので家で鍛えている」と努力は怠っていない。
あらゆる場面を想定して資料を作成
 さらに過去の映像を見ながら試合中の事故の回避やレアケースの対処などの資料を作成している。「思いついたことを羅列していっただけ」というが、書き留めた項目は200にも及ぶという。
 中村氏は「レフェリーによってそれぞれやり方があると思うが、自分の場合は、例えばストップをする際のシグナルや選手の精神的な面などこれまで感覚的にしてきたことを文章化して、いざそういう場面に遭遇した時にパッと頭の中のスイッチが切り変わるようにしておきたい」。
選手の動きに集中する
 7月から興行が再開するが、しばらくは無観客試合が多くなりそうだ。これまでと違う状況でのレフェリングやジャッジを行うが「基本的に集中するのは選手の動き。ジャッジングにしても普段から観客の声援は排除してパンチのダメージを見ているので問題ない」と、気にしていないようだ。
プロとして仕事を全うする
 「レフェリングは、ストップのタイミングに関して言うと、選手のダメージや試合の流れの中に(観客の声援は)若干は頭に入れて止めることもあるので、そういう意味では微妙に影響するかもしれないが、全体としてみれば5%くらいで違和感はないと思う。感覚的には普段と違うと思うが、やりにくいことはないし、影響することはない」とプロとしての仕事に自信を示した。

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