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[前日計量]2019.11.8

元王者同士による挑戦者決定戦

 来年前半に開催されるチャンピオンカーニバル日本スーパーフェザー級王座戦の挑戦権を懸け、明日9日の後楽園ホールで1位の源大輝(ワタナベ)と2位の渡邉卓也(青木)が激突する。その前日計量が都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、両者ともに58.9kgのリミットを一発でクリアした。
階級を上げても減量はきつい
 階級を上げ日本フェザー級に続く2階級制覇を目指す源は100gアンダーの58.8kgで秤を降りると、げっそりとこけた頬にも「体調はフェザー級に比べればだいぶ違う。今回は不安なく練習で追い込めたので、本来のパフォーマンスを発揮できる」とコンディションの良さをアピール。
倒して勝ちたい!
 渡邉については「左が上手い。アッパー、ボディと多彩な左を打ってくるので、相手の距離でやらないことが大事」と警戒しつつ、「KO負けのない選手だが、いつも通りに下から崩せば倒せる」と自信を示した。
体調は過去最高!
 一方、元WBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級王者の渡邉卓也(青木)はリミットでパスし、こちらも「良いトレーニングを重ねてきたつもり。今回は水分を多く摂りながらしっかりとウェイトコントロールもできたので、体調は今まで一番良い」と万全の準備を強調した。
集中が大事と渡邉
 源とは会えば言葉を交わす間柄だが、「リングに上がれば関係ない。向こうは一発で試合をひっくり返すパンチを持っているので、最後まで気を抜かずに集中したい。自分のボクシングを出すだけ。勝って来年の挑戦権を掴む」と意気込んだ。勝者は12月7日に5度目の防衛戦を控える日本王者の末吉大(帝拳)に挑むことになる。

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