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元WBA(世界ボクシング協会)、WBC(世界ボクシング評議会)、IBF(国際ボクシング連盟)ミドル級統一王者のゲンナジー"GGG"ゴロフキン(カザフスタン)が、8日(日本時間9日)米国・ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで新体制として挑む再起戦。その前日計量が7日(日本時間8日)同会場で、IBF同級9位のスティーブ・ロールス(カナダ)を相手に開催された。
また、同日に米国・ラスベガスのレノ・スパークス・コンベンション・センターではWBO(世界ボクシング機構)フェザー級王者オスカル・バルデス(メキシコ)が6度目の防衛戦となる前日計量を決行。WBO同級11位のジェイソン・サンチェス(米国)と共に計量会場に姿を見せた。
※ゴロフキンvsロールズは6月9日(日)日本時間の午前10時からストリーミング配信サービスのDAZNで独占生放送で配信される。
また、同日に米国・ラスベガスのレノ・スパークス・コンベンション・センターではWBO(世界ボクシング機構)フェザー級王者オスカル・バルデス(メキシコ)が6度目の防衛戦となる前日計量を決行。WBO同級11位のジェイソン・サンチェス(米国)と共に計量会場に姿を見せた。
※ゴロフキンvsロールズは6月9日(日)日本時間の午前10時からストリーミング配信サービスのDAZNで独占生放送で配信される。
ゴロフキンvsロールズ
ミドル級とスーパーミドル級の間となる74.3kg契約体重をゴロフキンは400g軽い73.9kgでクリア、対するロールズは100gアンダーの74.2kgだった。ゴロフキンは昨年9月に行われたサウル"カネロ"アルバレス(メキシコ)戦以来の再起戦となる。対するロールズはここまで19戦全勝(10KO)の戦績を残すも、これまでに実績のある選手との対戦はなく、今回が初めて大物選手に挑むことになった。試合はゴロフキン自身が持つGGGプロモーションズが主催、DAZNが全米に中継を行う。
DAZNデビュー戦
アルバレスとの再戦後にゴロフキンは今年3月に、新プラットフォームとなるDAZNと3年6試合、総額1億ドル(約111億円)とも言われる大型契約を結んだ。さらに今まで米国での衝撃的な活躍を支えてきたアベル・サンチェス・トレーナーとのコンビを解消。元世界ヘビー級トップファイターでウラジミール・クリチコ(ウクライナ)とも長年コンビを務めていたジョナサン・バンクス・トレーナーを新たに迎えて再起のリングに挑む。目指すところは3冠王者アルバレスとのラバーマッチ(第3戦目)だけに、ゴロフキンにとっては内容が問われる一戦となりそうだ。
バルデスvsサンチェス
フェザー級リミットとなる57.1kgを王者バルデスは300gアンダーの56.8kgで合格、対するサンチェスは500g少ない56.6kgで秤を下りた。25戦全勝(20KO)のバルデスと14戦全勝(14KO)のサンチェによる全勝対決は、プロモートをトップランク社、試合を米国スポーツ・ケーブル局ESPNが全米に中継する。