王者の矢田良太は地元枚方市で初防衛戦

　日本ウェルター級チャンピオンの矢田良太(グリーンツダ)と、同級10位で挑戦者の岡本和泰(奈良)が10日、大阪市内の日本ボクシングコミッション関西事務局で前日計量に臨んだ。地元枚方市で初防衛戦となる矢田は「調子はバッチリです」と拳を握った。試合は明日11日、枚方市総合体育館で午後3時に第1試合開始予定。
 

　先に秤に乗った矢田は66.3kgの300gアンダーで計量をパス。「調子はバッチリですね」と笑顔が溢れた。「岡本選手は肌ツヤもよく見えましたし、ベストに仕上げて来ていると思うので、明日は調子の良いもの同士、すごい試合になると思います。楽しみですね」と話し、計量会場を後にした。
 

　一方、ウェルター級リミットの66.6kgで計量を終えた岡本は「明日はやってきたことを出せたら勝てると思います。前にも言いましたけど、距離がカギになります。応援よろしくお願いします」と落ち着いた様子で語った。