試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
WBC(世界ボクシング評議会)スーパーウェルター級王者ジャメール・チャーロ(27=米)は6月9日、米国カリフォルニア州ロサンゼルスで3度目の防衛戦を行うことになっているが、その勝利を前提にWBA(世界ボクシング協会)スーパー王座とIBF(国際ボクシング連盟)王座を持つジャレット・ハード(27=米)に、3団体統一戦を呼びかけている。
ハードは7日にエリスランディ・ララ(キューバ/米)を下し、もともと持っていたIBF王座に加えWBAスーパー王座も獲得。それを見たチャーロは「私とララとは旧知の仲で、以前に一緒にトレーニングしたこともある。戦うとなればビジネスと割り切って戦っただろうが、ハードとの戦いに向かうことになったのでよかった。私はララのように小柄ではなく身長は180センチある。ハードは冷静で尊敬に値する選手だが、ぜひ戦いたい」と3団体統一戦を呼びかけている。
ただし、その前にチャーロは6月9日のV3戦をクリアしなければならない。相手は元WBA王者のオースチン・トラウト(米)が内定している。「これはトーナメント戦の準決勝のようなもの。ハードとの試合が決勝になる。準備はできているよ」と意欲的だ。世界戦の3連続KO勝ちを含め30戦全勝(15KO)のチャーロ、22戦全勝(15KO)のハード。スーパーウェルター級トップ戦線がにわかに熱くなってきた。