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WBA表彰式
4冠チャーロと2冠エスパルザが主役
2022.7.7
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WBC(世界ボクシング評議会)スーパーウェルター級王者ジャメール・チャーロ(27=米)が6月9日、米国カリフォルニア州ロサンゼルスのステープルズ・センターで3度目の防衛戦を行うことになった。相手は未定。この日はWBA(世界ボクシング協会)フェザー級スーパー王者レオ・サンタ・クルス(29=メキシコ/米)対同レギュラー王者アブネル・マレス(32=メキシコ/米)の団体内統一戦も行われる。
チャーロは21日にWBCミドル級暫定王座決定戦に出場するジャモール・チャーロとともに双子の世界王者として知られる。6月9日に試合をするのは弟のジャメール・チャーロで、これが3度目の防衛戦となる。30戦全勝(15KO)と決してKO率は高くないが、戴冠試合を含めて3度の世界戦でいずれも衝撃度の高いKO勝ちを収めており、倒し方を会得した印象さえある。
現時点ではV3戦の相手は未定だが、同級9位にランクされる元WBA王者のオースチン・トラウト(米)が有力視されている。サウスポーのオースチンは2年前、ジャモール・チャーロの持つIBF(国際ボクシング連盟)王座に挑んで12回判定負けを喫し、昨年10月には後継王者のジャレット・ハード(米)に挑戦したが、10回終了TKOで敗れている。今年2月、8回判定勝ちを収めて再起を果たしている。35戦31勝(17KO)4敗。
