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[速報と試合後談話]2017.9.3

久保隼の初防衛戦!

 WBA世界スーパーバンタム級チャンピオンの久保隼(真正)が3日、挑戦者のダニエル・ローマン(米国)を島津アリーナ京都に迎えて、初防衛戦に臨んだ。久保は昨年引退した長谷川穂積氏のイズムの継承者として、長期政権が期待されている。
久保隼(真正)がまさかのダウン!
 サウスポーのチャンピオンに右アッパーでリズムを作った挑戦者が7、8ラウンドにダウンを奪うと9ラウンドにパンチをまとめたところでレフェリーが試合を止めた。これにより、久保隼(真正)の初防衛は叶わなかった。
新チャンピオン ダニエル・ローマン(米国)
 控室に戻った新チャンピオンのダニエル・ローマン(米国)は「久保との戦いはとてもタフで厳しい試合になった。1ラウンドから距離を学び徐々に入っていけるようになった。右のノーモーションは練習をたくさんしてきた。当たったからペースを握ることが出来た」と試合を振り返ると「これからはどんな相手とでも試合をやります。強いチャンピオンになります」と新チャンピオンの自覚を口にした。
9R1分21秒TKO
 採点表を見るとほぼフルマークでローマンが試合をリードしていた。
ダニエル・ローマン(米国)
 「日本のファンの皆さんへ。滞在期間中、来日初日から親切にして頂き感謝しています。今日、日本で勝つことができました。本当にありがとうございました。また日本に来たいです。でも、次はバケーションで」by ダニエル・ローマン(米国)
山下正人 真正ジム会長
 山下正人会長は試合後、「減量ミスはなかったと思うが、減量のせいか、ダメージなのか、6Rくらいから足がつった様な感じで両足が動かなくなってきた。序盤に見過ぎて相手に合わせ過ぎた。ボディーから組み立てる作戦だったが、研究されていた。しっかりケアしてまた一からやり直します」と取材に応じた。

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