藤岡奈穂子が5階級制覇に挑戦!

　女子世界4階級制覇王者の藤岡奈穂子(42=竹原&畑山)が9月9日(日本時間10日)、中米プエルトリコで5階級制覇を狙いWBO女子世界ライトフライ級王座決定戦に挑むことが分かった。今週中にも正式決定する見通しで、対戦相手はIBF女子世界ライトミニマム級王者ヨッカ・バレ(24=コスタリカ)が予定されている。

　藤岡は11年5月にアナベル・オルティス(メキシコ)を破りWBCミニフライ級王座を奪取。13年11月に3階級上げての挑戦で山口直子(白井・具志堅)からWBAスーパーフライ級王座を奪い、15年10月には空位のWBOバンタム級王座を獲得し3階級制覇をはたした。昨年10月にメキシコで挑んだWBCフライ級王座は不運な判定で涙を飲んだが、今年3月にWBA同級王座決定戦のチャンスを掴み、同級2位のイサベル・ミジャン(メキシコ)を最終10回TKOで撃破。見事4階級制覇を成し遂げた。
　今回、陣営は日本開催でのライトフライ級王座挑戦を目指し全団体の王者にオファーを出したが、交渉は実らず、今年5月に小澤瑶生(フュチュール)とのWBOライトフライ級王座決定戦を制したホン・ソヨン(韓)が王座を返上したことにより、今回のチャンスを掴んだ。