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[前日計量]2017.5.14

15日のDANGANは新世代が競演

 明日15日、後楽園ホールで開催される「DANGAN181」はノンタイトル戦ながら注目の若手選手2試合がラインナップ。メインで行われるフライ級8回戦では、今年の最強挑戦者決定戦(旧最強後楽園)にエントリーを予定する日本同級1位の長嶺克則(26=マナベ)がアマチュア出身、4連続KO勝利中のホープ富岡哲也(21=REBOOT)に胸を貸す。またセミファイナルでは、8月に日本ユース王座決定戦を控える日本スーパーフライ級5位の田之岡条(23=小熊)が、同級7位の長井一(33=ワタナベ)とのランカー対決に臨む。その前日計量が都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、一発でクリアした4選手が明日の一戦に向け意気込みを語った。
長嶺はリミットの50.8sでクリア
 いよいよタイトルが視野に入った6年目の長嶺だが、「先のことは考えていない。ボクサーとして良いパフォーマンスを発揮する」と、油断なくまずは明日の一戦に集中。富岡を「スピードとキレのある選手」と評価し、全力で倒しに行くと気合いを入れた。
富岡も同じく50.8s
 その長嶺のランク奪取に燃える富岡はプロキャリア7戦目、スピードとテンポの良い攻撃力が売りの注目株。チャレンジマッチとなる今回、「練習してきたことを信じてリングに上がりたい」。「長嶺さんはボクシング界を盛り上げている選手だが、明日は僕がすべてをかっさらいます」と下剋上を宣言した。
田之岡は100gアンダーの52.0s
 セミに出場する田之岡は、船井龍一(ワタナベ)が持つ日本スーパーフライ級王座しか目に入っていないと切り出し、「船井さんに挑戦し、勝つためにも強い選手と戦っていきたい。キャリアがあってタフな長井選手を乗り越えれば、またひとつ成長できる」。「僕がこの階級で存在感を示す。明日はニューゼネレーションの到来をはたす」と力を込めた。
再起戦の長井はリミットでパス
 また前回、世界ランカーを相手にメキシコ遠征をした長井は、再起戦ともなるランカー対決に向け、「明日は自分の真価が問われる試合だと思う。内容のあるファイトで盛り上げたい」と気を吐き、タイトル戦線への浮上をテーマに掲げた。
 新世代の躍動に期待したい明日のDANGANイベント。主役の座を掴むのは誰だ!

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