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[前日計量]2017.2.27

6戦全KOで東洋太平洋チャンピオンになるか?

 34年ぶりに世界戦が開催された熊本に昨日、地元のジム出身の選手としては、初の世界チャンピオンが誕生したミニマム級。明日は舞台を後楽園ホールに移して東洋太平洋王座決定戦。昨年4月にプロデビューした注目の新鋭、ランキング1位の京口紘人(ワタナベ)がリングに上がる。都内のJBC(日本ボクシングコミッション)で27日、ランキング2位のアルマン・デラクルス(比)とともに前日計量を迎えた。
※明日の試合はBOXING RAISEがネットで生配信する。
今年3本目のベルトに挑むワタナベジム

 WBOアジア・パシフィックのライト級王座を獲得した荒川仁人(34)に続いて、久我勇作(25)もリベンジマッチを制してスーパーバンタム級で日本王座についた。昨年4月のデビュー以来、5戦全KO勝利で東洋太平洋王座決定戦を迎えたランキング1位の京口紘人に期待が寄せられる。

計量結果は両者ともに100gアンダーの47.5kg
京口紘人(ワタナベ) 47.5kg
「昨日の福原辰弥(本田F)選手の世界戦は映像は観ていないが、気になっていた。暫定ではあるが日本人が世界チャンピオンになったのはうれしい。まだタイトルを獲っていないので世界とか言える立場ではないので明日、しっかりベルトを巻きたい」と気合いを入れた京口紘人(ワタナベ)「ここまで全勝KOで、プレッシャーはかかるが力に変えていく。狙い過ぎてダメになるのが一番良くないので自分のボクシングをしていく。世界は実際にやってみないとわからないが、手の届かない距離ではない。今年になって荒川さん、久我さんがタイトルを獲っているので、明日も勝って船井(龍一)さん、谷口(将隆)に繋げたい」と意気込みを語った。
アルマン・デラクルス(比) 47.5kg
 一方、ランキング2位のデラクルスは「映像を観たが良い選手だ。明日は京口より良い戦いを見せる。負けるために日本に来たのではない」と、こちらも明日の試合に向けて気合いを入れると、フィリピン人に大人気の日清カップヌードルのシーフード味を頬張った。

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