U-15全国大会開催!!

　“第3回U-15ボクシング全国大会”が8日、後楽園ホールで開催された。全国各地の予戦を勝ち抜いた小学生32名、中学生52名の精鋭84名が戦いの聖地に集結し、1年間の練習の成果を披露した。

　“燃えろ!!夏の後楽園”と題して開催された第3回U-15全国大会。小学生の部からプロ顔負けの戦いを繰り広げれば、中学生の部では将来の世界王者を予感させる選手も登場し、U-15戦士達の熱戦、激戦に客席からも驚きの声が上がっていた。

　会場には、9月20日に2度目の防衛戦を控えるWBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志(ワタナベ)も応援に駆けつけ「こういった大会は素晴らしいですね。子供達が育つ上で良いんじゃないかなと思います。子供達や若い子がボクサーに憧れ、将来チャンピオンを目指してくれれば。僕も子供達の戦いを観て力が湧いてきました」と少年達の戦いに目を細めていた。

　大会を重ねる毎にレベルアップが見られるU-15は、今年も多くの涙と笑顔が交差する素晴らしい大会となった。そして全試合終了後、小学生・中学生の各部でベストマナー賞と最優秀選手賞が決定した。

■小学生の部
ベストマナー賞
英 洸貴(石川県)

最優秀選手賞
松本 圭佑(神奈川県)
関 拳児(福岡県)
渡来 美響(神奈川県)
中川 妃乃(福岡県)

■中学生の部
ベストマナー賞
竿本 美月(和歌山県)
鈴木 敬祥(愛知県)

最優秀選手賞
岩田 翔吉(東京都)
横田 一磨(兵庫県)
山本 輝(福岡県)

　次回、第4回U-15ボクシング全国大会は来年7月31日に開催される。来年のU-15戦士達は、果たしてどんな笑顔を後楽園ホールのリングで見せてくれるのか。“燃えろ!!夏の後楽園”を合言葉に、新たな戦いのゴングは鳴っている。