チャベスjrの戦線復帰戦

　元WBC世界ミドル級王者フリオ・セサール・チャベス・ジュニア(29=メキシコ)の13ヵ月ぶりの戦線復帰戦が18日(日本時間19日)、米国カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで行われる。試合を翌日に控えた17日、チャベスは相手のアンドレイ・フォンファラ(27=ポーランド/米)とともに計量に臨んだ。

　チャベス12年9月にセルヒオ・マルチネス(亜)に敗れて王座から陥落し、その試合で禁止薬物の陽性反応が出たため9ヵ月の出場停止処分を受けた。1年後に復帰して2連勝したが、今度はプロモーターとの契約問題がこじれて実戦から遠ざかることになり、これが昨年3月以来13ヵ月ぶりのリングとなる。試合は172ポンド(約78.0キロ)契約のWBCインターナショナル・ライトヘビー級王座決定戦として行われる。計量はチャベス、フォンファラとも171.5ポンド(約77.7キロ)だった。戦績はチャベスが51戦48勝(32KO)1敗1分1無効試合、フォンファラは29戦26勝(15KO)3敗。アンダーカードではWBA世界スーパーバンタム級暫定王者オスカル・エスカンドン(コロンビア)がモイセス・フローレス(メキシコ)を相手に初防衛戦を行うことになっている。計量はエスカンドンが121.7ポンド(約55.2キロ)、フローレスが121.2ポンド(約54.9キロ)だった。戦績はエスカンドンが25戦24勝(16KO)1敗、フローレスは23戦22勝(16KO)1無効試合。