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国際オリンピック委員会(IOC)の理事会は17日、2028年ロサンゼルス五輪の競技プログラムにボクシングを含めることを正式に提案した。これは、国際ボクシング協会(IBA)の資格剥奪以降、不透明な状況が続いていたオリンピックボクシングの未来にとって、大きな前進を意味する。
IOCのトーマス・バッハ会長は、ギリシャのコスタナヴァリノで開催されたIOC理事会の記者会見で、「2月にワールドボクシング(WB)を暫定承認したことで、今回の決定が可能になった」とコメント。さらに、「この提案はIOC総会に提出されるが、承認されると確信している。これにより、世界中のボクサーたちはオリンピックに出場できるという確実な見通しを得ることになる」と述べた。
今後は、3月19日から21日にかけて開催されるIOC総会にて、約100名のIOCメンバーによる投票が行われる予定であり、最終決定はそこで下される。ただし、今回の理事会での提案が承認されたことから、総会での決定は形式的なものと見られており、ボクシング競技のオリンピックでの存続は、ほぼ確実となった。