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WBA(世界ボクシング協会)ミニマム級王者ノックアウト・CP・フレッシュマート(27=タイ)は6日、タイのチョンブリに同級12位のトト・ランデロ(22=比)を招いて8度目の防衛戦を行った。14年10月の暫定王座決定戦を含め、これが自国で9度目の世界戦となるノックアウト。実績の乏しいランデロを相手に力を誇示することはできたのか。
〇ノックアウト・CP・フレッシュマート(タイ)
12回判定(3対0)
×トト・ランデロ(比)
体格で劣るノックアウトだが、慎重に左ジャブを突き、さらにボディにもパンチを散らして序盤を支配した。ランデロは5回に左フックで王者の左目尻を切り裂いたものの全体的な流れを引き寄せることはできず、その後も多くのラウンドを失った。採点は119対110、117対111、115対113だった。山場もない代わりに危ないシーンもないという無難な内容で8度目の防衛を果たしたノックアウトは17戦全勝(7KO)。初めて自国を離れて戦ったランデロは14戦10勝(2KO)2敗2分。