[前日計量]2026.9.7
松本圭佑は「ヘマできない」 木谷陸は「前に出て潰す」
フェニックスバトル スーパーフェザー級1000万円トーナメント準決勝の前日計量が7日、都内のドームシティ内の特設会場で行われ、元日本フェザー級王者の松本圭佑(27=大橋)と日本スーパーフェザー級2位の木谷陸(25=KG大和)が対峙した。
試合は明日(8日)、後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル160」で行われる。
再起戦で健在ぶりを示した元王者と、メキシコで牙を研いだ上位ランカーが決勝進出を懸けて激突する。
松本は今年5月、1年7ヶ月ぶりのリングで龍王(28=角海老宝石)に3回TKO勝ち。長期ブランクを感じさせない内容で存在感を示した。
スーパーフェザー級リミットの58.9kgで計量を終えた松本は、「気合を入れ過ぎず、減量のことなどバランスよく考えながら調整できた」と、心身ともに仕上がりの良さを強調。試合に向けては、「力を入れ過ぎず、気負わずに、バランスよく、しっかりと戦い抜く」と冷静に語った。
大橋ジムには将来を嘱望される若手が次々と加わっている。松本は、「大橋ジムはスーパールーキーがどんどん入ってきており、ここでヘマするわけにはいかない。背水の陣のつもりで戦う」と危機感を口にした。元王者としての意地と覚悟を胸に、トーナメントの頂点へ前進する。
拳を交える木谷も、リミットの58.9kgでクリアした。昨年9月に活動拠点をメキシコから日本へ移し、今回が国内復帰後4戦目。フェイスオフを終えると、「向き合ってみて、お互いに良くも悪くも平常心だった」と振り返り、「前に出て潰すだけ」と攻略のイメージを示した。
片渕剛太会長は、「離れて遠い距離になったら、松本君はジャブが上手いので」と警戒。木谷が懐へ入り、打撃戦へ持ち込む展開に勝機を見い出している。
木谷のメキシコ時代のニックネームは「EL TIGRE」。当時指導を受けていた古川久俊氏と話し合い、ボクシングの人気アニメ「はじめの一歩」に登場する千堂武士のニックネームにあやかって名付けた。
「自分より身長が高い選手の方が得意」という木谷が、虎のごとく襲い掛かる。
元王者のプライドを背負う松本と、前進を貫く「EL TIGRE」木谷。1000万円の決勝進出を懸けた準決勝は、静かなフェイスオフとは対照的な激闘の気配を漂わせている。
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