[戦力チャートと展開予想]2025.11.20
京口紘人が那須川天心vs井上拓真戦を徹底解析! キーポイントはどこだ?!
元世界2階級制覇王者の京口紘人氏は、WBC(世界ボクシング評議会)バンタム級王座決定戦、那須川天心(27=帝拳)vs井上拓真(29=大橋)の行方をどう読むのか。
デビューからわずか1年3ヶ月で世界王座をつかみ、日本最速記録を打ち立て、アメリカ、メキシコでも勝利を重ね、強打、テクニック、冷静さのすべてを兼ね備えた京口氏だからこそ見える、2人の現在地と勝負の分岐点がある。
2人の実力をどう立体的に捉え、どこに勝負の分岐点を見いだすのか。天心のスピードと突破力、拓真の技巧と試合運び。その噛み合い。引退後は鋭い舌鋒でボクシングを語り続ける京口氏による天心vs拓真の展開予想、さらに独自の戦力チャートとはーー。決戦の本質に迫る!
アマチュア時代に国体優勝、台北カップ準優勝という確かな実績を残し、2016年4月にプロの世界へ飛び込むと、軽量級離れした強打と接近戦での卓越したテクニックを武器に、デビュー直後から破竹の勢いで勝ち星を重ねていった。プロ入りからわずか10ヶ月後の2017年2月には、OPBF東洋太平洋王座を獲得し、同年7月にはIBF世界ミニマム級タイトルを奪取。デビューから1年3ヶ月6日での世界王座獲得は、いまなお日本最速記録として語り継がれている。
2018年大晦日には、WBA世界ライトフライ級王座を奪取し、見事に世界2階級制覇を達成。さらにリング誌ベルトも獲得した。王者となってからも進化を止めず、アメリカ、そしてメキシコでも防衛に成功。特に2022年6月、正規王者エステバン・ベルムデス(メキシコ)との団体内王座統一戦では、完全アウェーの環境をものともせずに、圧倒的な強さを見せつけた。パワーだけでなく、試合運び、冷静さ、そして勝負勘。そのすべてを兼ね備えていた。
その後、寺地拳四朗(BMB)との王座統一戦に敗れると、フライ級へ転向。2024年3月、アンソニー・オラスクアガ(米)との試合を最後にグローブを吊るした。
現役時代の京口氏は、徹底した自己管理と、ファンやメディアへの誠実な姿勢でも知られた。リング内では闘志を燃やし、リング外ではユーモアと情熱で人を惹きつけた。自身のYouTubeチャンネルでは、ボクシングの魅力をわかりやすく伝え、ファン層の拡大に貢献。競技の枠を超えて、多くの人々に"ボクシングの面白さ"を届けた先駆者でもある。
現在は、解説者として鋭い分析眼と的確なコメントで存在感を放ち、セコンドとしては的確なアドバイスで勝利に貢献している。引退後もボクシングと真摯に向き合い続ける姿は、まさに"プロフェッショナル"そのものだ。
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