[前日計量]2025.9.28
帝尊康輝とベク・ギヨルが日本王座を懸けて再戦!
日本スーパーミドル級タイトルマッチの前日計量が28日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で実施された。王者の帝尊康輝(32=一力)と、挑戦者でOPBF東洋太平洋同級11位のベク・ギヨル(30=韓国)が計量に臨み、そろってパスした。
試合は明日(29日)、後楽園ホールで開催される「ファイティングビー37」のメインイベントとして行われ、「BOXING RAISE」で生配信される。両者は今年6月に拳を交えており、そのときは帝尊が6回TKO勝ちを収めている。今回は日本王座を懸けたダイレクトリマッチとなる。
※OPBF加盟国のボクサーでJBCによりタイトル挑戦の資格があると認められた者は、JBCの承認があれば日本タイトルに挑戦することができる。
初防衛戦に挑む帝尊はリミットを300g下回る75.9kgでクリア。「一度ガッと落としてから体重を維持し、そこから徐々に落とした。経験ですね」と落ち着いた表情で語り、コンディションの良さを示した。
「一度勝っている相手に日本タイトルを海外に持っていかれるのは恥ずべきこと。Just Do It」と力強く宣言。18勝中15KOのハードパンチャーながら、「毎回KOは狙っていない。丁寧に負けないボクシングをすることがテーマ。気がつけば倒れている展開を作りたい」と語り、王者らしい風格を見せた。
一方のベクも200gアンダーの76.0kgでパスした。「前回はサウスポーとのスパーリングが少なかったが、今回はしっかり対策してきた。リベンジに燃えている」と闘志をあらわにした。
同門のキム・ジュヨン(35=韓国)が今年6月に永田大士(35=三迫)を下し、OPBF東洋太平洋・WBOアジアパシフィックのスーパーライト級王座を獲得したことが刺激になったといい、「明日は倒しにいく」と意気込んだ。
初防衛戦は、帝尊にとって日本スーパーミドル級をけん引していく第一歩。挑戦者のベクがリベンジへの執念を燃やす中、帝尊はその勢いを正面から受け止める覚悟を口にした。
「負けない戦いを丁寧に――」その言葉には、王者としての責任感と次のステージを見据える視線が込められている。返り討ちを果たし、さらに大きな舞台への扉を開くか。帝尊の拳に期待がかかる!
シェアする
LINEで送る
// google adsence
if(empty($_SESSION['login'])){
//echo $googleAdsense_multiplex;
//echo $googleAdsense_infeed;
}
?>