主役は井上尚弥! トリプル世界戦合同会見

スーパーバンタム級世界4団体タイトル戦

　トリプル世界戦が開催される「NTTドコモ presents Lemino BOXING」の合同会見が12日、名古屋市内のホテルで行われ、メインイベントで拳を交えるスーパーバンタム級世界4団体統一王者の井上尚弥(32=大橋)と挑戦者で元同級2団体統一王者のムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)が初対面を果たした。試合は9月14日(日)、名古屋IGアリーナで行われ、Leminoが独占生配信する。

WBO世界バンタム級タイトル戦

　セミファイナルでは、WBO世界バンタム級王者の武居由樹(29=大橋)が、同級1位のクリスチャン・メディナ・ヒメネス(25=メキシコ)を相手に、3度目の防衛戦に臨む。武居にとって世界戦では初の年下選手との対決だが、ヒメネスはプロキャリア29戦25勝(18KO)4敗という戦績を持つ実力者。警戒が必要だ。

WBA世界ミニマム級王座決定戦

　今回のトリプル世界戦で唯一の王座決定戦は、WBA世界ミニマム級新チャンピオンを決める大一番。プロ叩き上げで、日本とフィリピンにルーツを持つ同級1位の高田勇仁(27=ライオンズ)と、アマチュアエリート出身で同級2位の松本流星(27=帝拳)が初戴冠を懸けて遂に拳を交える。