[公開練習]2025.9.3
武居由樹! 名古屋決戦に150%の仕上がり!
WBO(世界ボクシング機構)バンタム級王者の武居由樹(29=大橋)が3日、横浜市内の所属ジムで報道陣に練習を公開した。
武居は、9月14日(日)、名古屋IGアリーナで開催される「NTTドコモ presents Lemino BOXING」で同級1位のクリスチャン・メディナ・ヒメネス(25=メキシコ)を相手に3度目の防衛戦に臨む。
今年5月にユッタポン・トンディー(31=タイ)に初回KO勝ちでタイトル防衛に成功し、指名挑戦者を迎え撃つ武居は、チャンピオンの自信を漂わせた。
練習前の会見で武居は、「走り込みやスパーリングを通して全体的にハードに追い込むことができた。前回の試合のダメージもなく、すぐに練習を再開して150%仕上がった」と万全のコンディションをアピール。当初の目的通り、自信を持ってリングに臨む準備が整った。
挑戦者のメディナは、2023年8月に大阪で西田凌佑(29=六島)とのIBF(国際ボクシング連盟)バンタム級挑戦者決定戦で判定負けを喫したが、その後は4連勝中と復調。那須川天心(27=帝拳)のスパーリングパートナーとして3度来日し、腕を磨いている。
那須川とのスパーリング映像を見た武居は、「西田戦よりサウスポー選手への懐の入り方が上手くなっている」と評価と、「ガンガン前に出てくるタフな選手でキツい試合になるのは覚悟している」と警戒心を示した。理想は中間距離で戦うことだが、殴り合いも想定している。
発表会見で「緑のベルト(WBC)もほしくなってきた」と、将来的な王座統一戦への意欲も示した。しかし、「今はそのことは一旦、置いておく。まずはメディナ選手に勝たないと話にならない」と語った。
また、「ここをクリアして自分の未来につなげたい。しっかりと盛り上げて尚弥さん(井上尚弥)につなげる。今回も序盤から倒しにいく」と代名詞であるKO宣言した。
会見後にはシャドーボクシングとミット打ちを1ラウンドずつ披露。広いスタンスから力強いパンチを繰り出し、ミット打ちではダイナミックな左ストレートと右フックで快音を響かせた。
囲み取材に応じた八重樫東トレーナーは、「(メディナの)肌感がわかっている人に聞くのがいい」と、西田とコンビを組む武市晃輔トレーナーに印象を聞いたことを明かした。「参考になった。ただ、武居にできることと、できないことがあるので武居のボクシングをしていく。ウィークポイントはあるので突いていくが、上手くいかないことが多い。メディナはサウスポーが苦手だが、苦手という先入観は持たずにいく」と意気込みを語った。
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