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[試合後談話]2025.8.3

辻 永遠、元世界ランカー相手に存在感を示す熱戦!

辻 永遠、元世界ランカー相手に存在感を示す熱戦!

 日本バンタム級4位辻永遠(25=MR)が3日、堺市産業復興センターで開催された「MR最強マッチvol,6」のメインイベントに出場、スーパーバンタム級8回戦で、ピサヌ・チムスントン(41=タイ)と対決した。世界タイトル挑戦経験もあり、67戦を誇るベテランを相手との一戦に、会場は静まり返り、リングに視線が向けられた。

一瞬の決着! 辻が強烈ボディでTKO勝利

 日本バンタム級4位の辻が、元世界ランカーのピサヌを相手に圧巻の勝利を飾った。序盤から鋭いジャブを突き、距離を詰めながら主導権を握ると、ピサヌは上体を揺らしつつ左右の強打で対抗。

 試合が動いたのは一瞬。辻が飛び込みざまに右ボディを突き刺すと、ピサヌが悶絶して膝を着きダウン。何とか立ち上がったもののダメージが大きく、レフェリーが試合をストップ。

 辻が圧倒的なパフォーマンスでTKO勝利を収め、タイトル戦に向けて強烈なアピールとなった。

「相手を封じ込めることができた」

 試合後の控え室で辻は「去年から勝ち星がなく、今回勝てて素直に嬉しいです。ベテランの雰囲気を警戒していましたが、自分のスタイルを崩さず、相手を封じ込めることができました」と振り返り、約1年ぶりの勝利に安堵の表情を見せるも、勝利への手応えに「最後のボディはほとんど感触がなく、ピサヌの実力が分かる前に、試合が終わってしまいました」と冷静に分析。
 
 今後については、「まずは、パンチをもらわないボクシングを徹底して、無事にリングを降りて周りの人を安心させたい。その上で、日本タイトルを狙いに行きたいです」と、レベルアップの必要性を話し、期待される日本タイトル戦に向けて照準を合わせた。

高橋が沸かせた!

 第6試合ライト級8回戦では、高橋良季(29=MR)と末吉史明(33=FUKUOKA)が対決。序盤から距離を詰めて左右の強打を浴びせた高橋が、試合を支配。末吉はガードを固めて応戦したが、5回に高橋がパンチをまとめダウンを奪うと、レフェリーが試合をストップ。高橋がTKOで勝利を収めた。

「負けたら最後のつもりで挑んだ」
 終始プレッシャーをかけて主導権を握り、5回TKO勝利を収めた橋は、試合後の控え室で「やっと自分のやりたいボクシングができました。前回はガチガチになってしまって全然動けず、散々な結果だったので、今回は負けたら最後だと決めて挑みました。今までやってきたことを出し切ることだけを意識して、冷静に試合を進められたので、ひと安心しています」と、進退を賭けた試合だったことを、穏やかな表情で明かした。

 今後については、「これまで負けた相手の中にランカーがいるので、1人ずつやり返して、ランキングを奪いたい」と力強く語り、リベンジに闘志を燃やした。
香川が一歩前進!
 第3試合スーパーフライ級4回戦では、香川来希(21=MR)と次井晃宏(28=本橋)が激突。開始早々、香川が距離を詰めて左フックでダウンを先取。ダメージが残る次井に襲いかかると、連打でレフェリーストップに持ち込んだ。香川が4戦目で念願の初勝利を掴み取った。

 試合後、香川は満面の笑みを浮かべ、「デビューした時は、こんなに勝てないなんて思わなかった。ようやく勝つことができて最高です!」と喜びを語った。さらに、「『なんとか勝たせてあげたい』と、いつも気にかけてくれる健太さん(駒井健太トレーナー)、そして中学2年の時にボクシングに誘ってくれた父に勝った姿を見せられてうれしい」と、支えてくれた関係者への感謝の気持ちを述べた。

 今後の目標について尋ねられると、「このままの勢いで勝ち続けて、来年には新人王になりたい」と、意気込みを明かした。

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