[試合後談話]2025.3.23
静岡県浜松市出身の原田怜が圧巻デビュー!

アマチュア35戦28勝7敗の成績を残し、プロに転向した原田怜(19=とよはし)が23日、静岡・アクトシティ浜松で開催された「第37回 西遠ボクシングアワー」に出場。スーパーフライ級6回戦で、ハン・チャオチュン(中国)と対戦した。
サウスポー同士による一戦。初回こそ、ハンの左ストレートを浴びた原田だが、2回になると、右ボディから右フックを好打。オーソドックスにスイッチし、右フックでダウンを奪った。3回にもサウスポースタイルからの右フックで倒した原田は、4回に連打から右フックを決めて、レフェリーストップに持ち込んだ。
試合後、取材に応じた原田は、「地元・浜松で勝てて最高の気分!」と、満面の笑みを浮かべ、「最初は動きが硬かったが、KOで勝つことができてホッとしている」と、会心の勝利に胸を張った。
小学6年生で、とよはしジムに入門した原田は、U-15全国大会で優勝。アマチュアでは全日本選手権ベスト8の実績を残した。高校卒業後は、競艇選手を目指すためボクシングから離れたが、同門選手の活躍を見て「やっぱりリングに上がりたい」とプロボクサーへの道に進んだ。
それでも「競艇選手の夢は諦めない」と両立を図っていく。
原田は「ジムに決めてもらった試合を確実に勝つこと。まずは、日本ユース王座を狙っていく」と拳を握りしめた。
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