ライトヘビー級注目のベナビデスvsモレル

　ライトヘビー級のWBC(世界ボクシング評議会)暫定王者のデビッド・ベナビデス(28=米国)とWBA(世界ボクシング協会)正規王者のデビッド・モレル(27=キューバ)が日本時間の2日、米国ラスベガスで王座統一戦を行った。

　この階級は、アルツール・ベテルビエフ(40=露)が、世界4団体統一王者に君臨しているが、2月23日(日)にサウジアラビアのリヤドで、ドミトリー・ビボル(34=露)と再戦することが決まっているため、注目階級となっている。

　試合は、サウスポーでスピードがあるモレルに対して、ベナビデスが体重を乗せた右のアッパーとストレートに加えて、左ボディを打ち込んで主導権を握った。11ラウンドにモレルがダウンを奪ったが、ラウンド終了のゴングの後に手を出したモレルに減点1が課せられ、大差判定決着で、ベナビデスが王座を統一した。今後は、ベテルビエフとビボルのリマッチの結果によって、動きがある。