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都内のワタナベジムでは、12月23日、中央アジア・旧ソ連圏からキルギス国家代表選手団が訪れ、今年のパリ五輪男子57kg級で銀メダルを獲得したムナルベク・セイートベク(27=キルギス)が、元世界ユース選手権金メダリストの日本代表・堤麗斗(22=東洋大学)とのスパーリングを披露した。堤は堤駿斗(25=志成)の実弟。

ワタナベジム関係者にキルギス関係者から記念の帽子が渡された
キルギス代表選手らは今回のジム訪問に先立ち、21日、ツインメッセ静岡での興行『3150×LUSHBOMU vol.3』や日本ボクシングコミッション(JBC)などを訪れていた。
ワタナベジムには、13時半に到着。ムナルベクと堤のスパーリングは、3ラウンドのうち前半2ラウンドが調整程度の軽い内容だったが、最終ラウンドはフルパワーの打撃戦となって、来席した在日キルギス大使館の関係者たちから思わず感嘆の声が出ていた。
ワタナベジムには、13時半に到着。ムナルベクと堤のスパーリングは、3ラウンドのうち前半2ラウンドが調整程度の軽い内容だったが、最終ラウンドはフルパワーの打撃戦となって、来席した在日キルギス大使館の関係者たちから思わず感嘆の声が出ていた。

スパーリングは実は2度目
両者は過去にも、国際大会のトレーニング場でスパーリングで交流したことがあったとのこと。ムナルベクはその後、最終予選でパリ五輪に出場を決め、本選では優勝候補のカザフスタン、キューバ、アメリカ代表を次々と撃破した。
一方の堤は、自らの階級のパリ五輪出場権を原田周大(専修大)が先に獲得したため、五輪関連のイベントとは無縁に終わった。しかし、それ以前には世界ユース選手権で男子最優秀選手となった実績の持ち主。その才能を今回のスパーリングでも遺憾なく発揮した。
一方の堤は、自らの階級のパリ五輪出場権を原田周大(専修大)が先に獲得したため、五輪関連のイベントとは無縁に終わった。しかし、それ以前には世界ユース選手権で男子最優秀選手となった実績の持ち主。その才能を今回のスパーリングでも遺憾なく発揮した。

堤とムナルベク
スパーリングを終えたムナルベクも「堤が以前よりもスキルアップしていると感じた」と高く評価。自身の今後の活動については「2028年のロサンゼルス五輪を目指すか、別の道を模索するか検討しながら前進していきたい」と話した。
堤はムナルベクについて「相手に戦いづらいと思わせるポジショニングや採点を自分に引きつける要点を以前よりもしっかり押さえていると感じた。それが五輪本選での活躍の秘訣だと思う。3ラウンドすべてを全力で真剣勝負してみたかった」と話した。堤は現在、大学の部活動を終わらせ、ひとまず引退の形となっているが、今後の活動が気になるところだ。
堤はムナルベクについて「相手に戦いづらいと思わせるポジショニングや採点を自分に引きつける要点を以前よりもしっかり押さえていると感じた。それが五輪本選での活躍の秘訣だと思う。3ラウンドすべてを全力で真剣勝負してみたかった」と話した。堤は現在、大学の部活動を終わらせ、ひとまず引退の形となっているが、今後の活動が気になるところだ。