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ハラダジム主催の「Fighting Beat Boxing」が2日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第2競技場)で行われた。
メインイベント56.0kg契約6回戦では、川村志樹(27=ハラダ)とビバリー塚田(36=LUSH緑)が対戦した。自主興行初のメインイベンターを務める川村は、勝利を飾ることができたのかーー。
メインイベント56.0kg契約6回戦では、川村志樹(27=ハラダ)とビバリー塚田(36=LUSH緑)が対戦した。自主興行初のメインイベンターを務める川村は、勝利を飾ることができたのかーー。

川村志樹(ハラダ)が3回KO勝ち!
初回は、サウスポー塚田が独特のタイミングから繰り出す左アッパー、左ストレートで先制。2回、川村はジャブから丁寧に組み立てると、左ボディを好打。3回、川村は右ショートでダウンを奪うと、連打から右アッパーで仕留めた。

自主興行のメインイベンターの役割を果たした!
メインイベンターの役割を果たした川村は、「最初に(メインだと)話を聞いた時は、注目されるのでラッキーだと思った。プレッシャーは感じなかった」と笑顔を見せ、「初回はガムシャラに攻めたが、これではダメだと、2回からジャブから組み立てた。ダウンを奪って効いているのがわかったので、仕留めに行った」と、会心の勝利を振り返った。

漁師ボクサー!
祖父の代から続く漁師の家系に生まれた川村は、20歳から漁師としての道を歩み始めて、今年で7年目になる。早朝4時にカネショウ丸(船の名前)で大阪湾から出航し、昼に仕事を終えると、ロードワークをしてジムワークという生活を送っている。
川村は「チャンピオンになることで、地元に恩返しがしたい」と、言葉に力を込めた。
川村は「チャンピオンになることで、地元に恩返しがしたい」と、言葉に力を込めた。

「初回は良い流れだったが…」
一方、名古屋から乗り込んだ塚田は、「ダウンした右は見えなかった。初回は良い流れだったが…。勝つ気満々だったので悔しい」と、KO負けに唇を噛み締めた。
2015年11月にワタナベジムでデビューした塚田だが、2020年8月の試合を最後に、一度引退。妻の生まれ故郷である愛知県に移住し、第二の人生を歩んだ。しかし、「体を動かしたくて」と、家の近くにあるLUSH緑ジムで練習を再開すると、「このままだと後悔する」と、昨年12月にカムバックした。塚田は「仕事のこともあるし、今後のことについては考えたい」と、熟考する方向を示した。
2015年11月にワタナベジムでデビューした塚田だが、2020年8月の試合を最後に、一度引退。妻の生まれ故郷である愛知県に移住し、第二の人生を歩んだ。しかし、「体を動かしたくて」と、家の近くにあるLUSH緑ジムで練習を再開すると、「このままだと後悔する」と、昨年12月にカムバックした。塚田は「仕事のこともあるし、今後のことについては考えたい」と、熟考する方向を示した。