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グリーンツダジムの初代会長・故津田博明氏の13回忌法要が2日、大阪市内のジムで執り行われた。法要にはグリーンツダ出身の世界2階級制覇王者の井岡弘樹氏を始め歴代世界王者や現役選手、関係者50名が集い、故人を偲んだ。4代目となる現グリーンツダ本石昌也会長は「伝統を引き継ぎ、さらに大きなジムにします」と決意を語った。

本石昌也会長
本石会長は「実は私は先代とはお会いしたことがないのですが、今回の13回忌もどうしてもやりたくて3年くらい前から先代のご家族と相談させていただき、今日のこの日を迎えました。これだけ大勢の方にご参列いただき先代も本当に喜んでいると思います。ありがとうございます」と挨拶した。「子供の頃からボクシングを見て熱狂していた自分が会長になったことは運命だと思っています。これから後2年で世界チャンピオンを作りたいと思います。これからもよろしくお願いいたします」と決意を新たにした。

グリーンツダで世界2階級を制した井岡弘樹氏
続いて、世界2階級制覇王者の井岡弘樹氏は「15歳の時から当時の寮に無料で住まさせてもらって、世界チャンピオンになることができました。先代は本当に自分の親のような存在でした。13回も世界のチャンスをもらっていますから、本当に感謝しかありません。先代は本当に真面目な方、真面目にボクシングを考えていた方。自分も会長として見習って行きたいと思います」と先代の意思を受け継ぐことを誓った。

現役日本王者の矢田良太
日本ウェルター級現役王者の矢田良太(グリーンツダ)は「先代のことは話でしか聞いたことはありませんが、僕らが頑張ってもっと大きくて強いジムになるようにしていきます」と決意を口にした。

故津田博明会長
故津田博明氏は、1980年2月に後のグリーンツダを大阪市西成区に開設し初代会長となる。開設当初は公園にサンドバックを吊り、練習生1人からスタートしたが、今年で39年目を迎え、今や4人の世界王者や多数の王者を輩出する名門ジムとなった。