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米国・ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)シアターで18日(日本時間19日)に行われるWBC(世界ボクシング評議会)スーパーライト級挑戦者決定12回戦。元3階級制覇王者のホルヘ・リナレス(帝拳)vs元WBAスーパーライト級暫定王者のパブロ・セサール・カノ(メキシコ)の前日計量が17日、同地特設会場で行われた。
WBC同級インターナショナル・シルバー王座も加わった
WBCスーパーライト級2位のリナレスはスーパーライト級リミットの63.5kgを300g下回る63.2kgでパス。同級14位のカノは200gアンダーの63.3kgだった。また計量時にはWBC同級挑戦者決定戦に加え、カノが保持するWBC同級インターナショナル・シルバー王座戦もかけられることが発表された。
リナレス、4階級制覇を目指して
この試合後、帝拳ジムと共同プロモートされていたGBP(ゴールデン・ボーイ・プロモーションズ)と契約が満了となるリナレス。トップランク社は傘下選手達のWBC世界同級王者ホセ・カルロス・ラミレス(米国)への挑戦、WBAスーパー&WBO世界同級統一王者のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)へのリマッチを約束する形で、リナレスとの新たな契約を結ぶことを示唆している。
WBOミドル級タイトルマッチ
メインで行われるWBO(世界ボクシング機構)ミドル級タイトルマッチの計量は、王者デミトリアス・アンドレイド(米国)がミドル級リミットの72.5kgを100gアンダーとなる72.4kgでパス。挑戦者同級8位アルツール・アカボフ(ロシア)はリミットで秤の上を降りた。
世界ミドル級×DAZN
また、この日にWBAスーパー(世界ボクシング協会)ミドル級王者サウル"カネロ"アルバレス(メキシコ)をプロモートするGBPが、5月4日(日本時間5日)にIBF(国際ボクシング連盟)同級王者ダニエル・ジェイコブス(米国)と王座統一戦を行うと発表。両タイトルマッチに出場する4選手ともにDAZNと契約を結でおり、勝者同士が将来の3団体統一戦の可能性もある。当日は激しい勝負が繰り広げられそうだ。