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10月2日(月)に後楽園ホールで開催される「第61回フェニックスバトル」のメインでは、ロンドン五輪銅メダリストの清水聡(31=大橋)がプロ転向4戦目でOPBF東洋太平洋王座に挑戦。6月の試合で前王者の竹中良(三迫)を10回TKOで破り王座を奪ったノ・サミュング(韓国)と対戦する。そしてこれまでアンダーカードは決まっていなかったが3日、イベントを主催する大橋ジムはセミファイナルの組合せを発表。メインに劣らぬ注目カードとなった。
バズーカ細野がセミに出場
発表されたセミは、ベテランの世界ランカー対若手OPBFランカーの下剋上対決。IBF世界フェザー級8位の細野悟(33=大橋)がOPBF、日本とも同級9位の阿部麗也(24=KG大和)を迎えスーパーフェザー級10回戦で対戦する。これまで3度の世界挑戦経験がある細野は、昨年10月のIBF挑戦者決定戦に敗れ世界戦線から大きく後退したが、5月の再起戦では階級上の日本ランカー野口将志(一力)を初回KOで下し、改めて実力の高さを示した。
若手注目株の阿部
対し現在6連勝中のサウスポー阿部は、強気なマッチメイクで並みいる強敵を退けてきたフェザー級のホープ。世界ランクを奪って初のタイトル戦に弾みをつけたいといったところだが、フェザー級の減量から解放された細野はこれまでの相手とは別次元の破壊力を持つ強打者。世界再挑戦を見据える古豪に、はたして若手の勢いが通用するのか見ものだ。細野もここで土をつけるようだと、いよいよ難しい選択を迫られるだろう。
世界再挑戦を目指す原も参戦
なお、大橋ジムからは元日本&OPBFミニマム級王者の原隆二(27)の参戦も伝えられた。現在、田中恒成(畑中)が君臨するWBO世界ライトフライ級で1位につける原は、次の内容次第では来年にも世界再挑戦のチャンスが巡ってくるはずだ。