[試合後談話]2025.12.14
大阪決戦! 中山慧大と神崎靖浩が示した現在地
OPBF東洋太平洋スーパーフライ級14位の中山慧大(なかやま・けいた/23=六島)と日本同級11位の神崎靖浩(25=倉敷守安)が14日、大阪市立住吉区民センターで開催された「コスメフェリーチェ&エムラビ presents You will be the Champion 26」のメインイベント、53.2s契約8回戦で対戦した。
プロ3戦目ながら強打を誇る中山が力で押し切ったのか。それとも元日本ユース王者の神崎が経験と技術で捌き切るのか。大阪の観客が固唾をのんで見守る中、試合のゴングが鳴った。
序盤、中山は力強いジャブで距離を作り、返しの右を冷静なブロックで対処。攻め急ぐことなくプレスをかけ、ワンツーから左ボディへと丁寧に攻撃を組み立てていった。神崎も我慢を重ねながら機をうかがい、6回には鋭い右ストレートで顔面を弾き反撃を見せる。しかし中山は動じることなく、着実に有効打を重ねて主導権を掌握。終盤8回、右ストレートでバランスを崩させると、追撃の右でダウンを奪い、レフェリーストップに持ち込んだ。
最終ラウンドで試合を締めくくった中山は「プロになって初めての日本人対決で、どの距離でも戦えるように意識した。いつも以上にディフェンスを重視し、8ラウンドでもスタミナに不安はなかった」と落ち着いた表情で振り返った。
日本ランキング入りも確実とした!
地元佐賀県からは約40人の応援団が大阪に駆け付け、期待に応える内容となった。日本ランキング入りも確実とし、「来年はランキングを上げて、いずれはバンタム級でタイトルを狙いたい」と次なる目標を口にした。
4戦目でのタイトル挑戦も!
六島ジムの枝川孝会長は「ジャブで自分の得意な距離を支配し、右ストレートから左ボディにつなげられていた。セコンドの指示も冷静に聞けていたし、合格点の内容」と、六島ジムドラフト1位として期待されるパフォーマンスを評価。さらに「日本でもOPBFでもWBO-APでも、チャンスが来ればすぐにでも挑戦させたい」と今後の青写真を描いた。
一方、悔しい結果となった神崎は「序盤は悪くないペースだったが、中山選手はブロックが上手く隙がなかった。コンパクトなパンチが強かった」と相手を称えつつ、「勝利をつなげられず悔しい」と率直な心境を明かした。
同門の先輩で、12月17日(水)に再起戦を控える元WBA(世界ボクシング協会)フライ級王者のユーリ阿久井政悟(29=倉敷守安)にとっても、この一戦は大きな刺激になったはずだ。勝ちは届かなかったが、神崎が見せた執念は確かにリングに刻まれた。
セミファイナルでは、日本ライトフライ級5位の井上彪(いのうえ・たける/27=六島)がスーパーフライ級8回戦でヤン・ジンピン(28=中国)と対戦。序盤からボディに照準を定め、緩急をつけた左ボディで試合を支配した。4回に左ボディでダウンを奪うと、終盤8回にはワンツーから左ボディで再び倒し、終了間際には右ボディアッパーで決着をつけた。
井上は「久しぶりの勝利でホッとしている。タフな相手を仕留められたことは自信になった」と笑顔を見せた。2階級上げての挑戦にも「当たり負けはなく、動きも良かった」と手応えを口にし、「フライ級かスーパーフライ級で、もう一度タイトルを目指したい」と3度目の挑戦へ向けて意欲を示した。
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