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サウジアラビアの首都リヤドのキングダム・アリーナで23日(日本時間24日)に開催されるビッグイベント「Day of Reckoning(最後の審判)」のアンダーカードには、WBA(世界ボクシング協会)ライトヘビー級タイトルマッチも組まれた。現地時間の22日、王者デミトリー・ビボル(33=ロシア)と、WBA同級8位のリンドン・アーサー(32=英)が前日計量を迎えた。
試合直前でIBF(国際ボクシング連盟)クルーザー級王座を返上したジェイ・オペタイア(28=オーストラリア)は、WBA同級11位のエリス・ゾロ(31=英)とクルーザー級12回戦で対戦する。
ビボルvsアーサー
ライトヘビー級リミット79.3kgに対して、王者ビボルは200g少ない79.1kg、挑戦者アーサーも300g軽い79.0kgで秤を降りた。
昨年5月、サウル”カネロ”アルバレス(33=メキシコ)の挑戦を、判定勝利で跳ね返したビボルは、同年11月にドバイでV12に成功して以来、1年ぶりのリングとなる。今回が世界初挑戦のアーサーは、英国以外で初の試合となる。
オペタイアvsゾロ
クルーザー級リミット90.7kgをオペタイアは、800g少ない89.9kgでパス。ゾロは1.2kg軽い89.5kgでクリアした。
オペタイアは、前王者のマイリス・ブリエディス(38=ラトビア)との指名戦が指令されるも、ゾロとのリヤド決戦を選択し、剥奪される前に自ら同王座を返上した。対するゾロは、ここまで17戦全勝(17KO)とパーフェクトレコードを全て英国のリングで更新してきた。